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2010年も残りわずかとなりました。

2009年に比べると年間で2倍近いアクセス数を頂戴することが出来ました。1日のアク
セス数が 0 ということもザラだった頃からすると嘘のような状態です。これもマメに覗い
て頂いている方、バスの時刻を調べたい方、そして多くの誤って覗いてしまった方々のお
かげであります。

月12回のブログ更新を目標に掲げ、精神的にも金銭的にも更新が重荷となった時期も
ありました。それでも12回×12ヶ月=144回目の更新をこうして迎えることが出来ました。
そんな2010年最後の更新は振り返り企画です。最後の最後までお手軽な内容です。
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クリスマスイヴやクリスマスといった行事に縁がなくなって何年経つのか分からない今
日この頃。当然「パパ今日は早く帰ってきてね」なんてことも言われることも無く。そもそ
もパパとは呼ばせないって、訂正するところが間違っています。まあ小生なんかがクリ
スマスで浮かれていると、いつのまにか灰皿で酒を飲まされることになるのでしょうから、
おとなしくブログのために読書の時間となりました。というわけで、月末恒例のバス雑誌
の感想という名の今頃このネタ。偶数月はバスラマこと、『バスラマインターナショナル
123号』です。

今号の特集的なものは2つ。まずは「ヒュンダイ・ユニバース、ポスト新長期排出ガス規
制に適合」と題した解説と試乗記事。今回日本向けに発表したLDG規制車の変更点を
中心に紹介。あわせて、現代ユニバースの開発から日本上陸、そして日本におけるこ
の2年間を簡潔にまとめています。

1238









画像は正式販売に先立ち、杉崎観光バスで先行導入された2台のうちの1台。首都圏
と広島とを結ぶツアーバスに専属して活躍しています。韓国製バスは大宇で懲りたとい
う感のあった国内事業者も、この車両の実績がモノをいって徐々に採用事例が増えて
きています。
現代ユニバースについてはこのほか、日本バス協会第59回中央技術委員会全国大
会でいわさきコーポレーションの方による「外国製商用車導入について」と題した、ユニ
バース導入とその評価についての報告記事も掲載。ただこちらの内容は・・・、容易・安
心・不要のオンパレード。あまりにも良いところばかりを強調し、まとめは販売代理店や
っていますというびっくり記事。良くも悪くも、この強引さが「い わ さ き」なんだなぁと実
感した次第。ちなみにヒュンダイユニバースいわさきが今号の広告出稿していることを
付記しておきます。

特集2つ目は「15周年を迎えた武蔵野市ムーバス その歩みと現在」。現在7路線9系
統を運行している武蔵野市のコミュニティバス「ムーバス」。1号路線誕生から15周年
を迎え、武蔵野市の担当者へのインタビュー記事を中心に現在までの路線拡大や今
後の展開などをまとめています。あわせて運行受託事業者2社から「ムーバス」運行に
あたってのいきさつや現状なども紹介。
一時期は黒字を計上し、コミュニティバスの成功事例として取り上げられることの多い
「ムーバス」。成功の理由は市内の住宅密集地を走っているからだけではなく、運行に
当たって綿密な調査・準備と運行後の継続したフォローアップ調査と改善策の検討に
よるものということが分かります。

C145









社番:C145.BDG-HX6JLAE(10年車)。
「ムーバス」の特徴として、一部路線が隣接市を運行経路に含まれていること。三鷹駅と
武蔵境駅を結ぶ7号路線「境・三鷹循環」は三鷹市との共同運行路線となっています。
市境付近の住民が市外の最寄りの駅に向かうことは当然のことですが、行政主体のコミ
ュニティバスではなかなか画期的なことです。こういった住民の行動パターンにあわせた
経路設定の積み重ねが「ムーバス」の成功につながったものと読み取りました。「ムーバ
ス」の成功を受けて全国各地でコミュニティバスの運行が行われていますが、100円運
賃・小型バスで運行といった表層的なものだけを真似たものが多く成功事例と言われる
ものは少ない印象。なかには、おらが票田への我田引バスといった経路で運行している
ものも見られる状況。画像は小田急バスが運行を担当している7号路線で運用中の新ポ
ンチョ、現在のところ「ムーバス」最新車両です。

011









011r









社番:011.KK-RX4JFEA(02年車)。
せっかくなので関東バスのリエッセも並べておきます。「ムーバス」といえば、まだまだリ
エッセの印象がありますが、初期導入車両の多くは既に代替されています。画像の補助
ステップがせり出すリエッセも数を減らしています。

017









017r









社番:017.PB-RX6JFAA(07年車)。
04年05年導入のリエッセは中扉リフト付となっています。同じく関東バスの所属車両。
リエッセの導入はこの車両で終了し、以後の導入は新ポンチョとなっています。
10月に2度広島へ出かけた際に記録したバス画像のよせ集め。今回は広島交通の自
社発注乗合車を並べていきます。特に新味の無い自己満足的なエントリですが、更新
回数のためにやむを得ず。

なお、型式・年式は「広島交通/広交観光在籍車両一覧」『バスラマインターナショナル
82号』(2004),ぽると出版 を参照しました。

603-81









社番:603-81.P-MP618N(88年車)。
三菱ふそうのMPエアサス車。画像の車両が今回記録出来た広島交通の最古参車両。

616-82









616-82r









社番:616-82.P-UA32N(88年車)。
こちらはUD、同じく88年登録車でエアサスです。広島交通はUDと三菱ふそうを導入して
おり、画像から分かるように西日本車体を長らく標準としてきました。内装はハイバックシ
ートが並び、長距離路線の多い同社の特性を反映した仕様となっています。

636-95









社番:636-95.P-UA33N(89年車)。
西工メインの中、89年から95年までの一部UD車は富士重工ボディを並行導入。
松山で見たバス画像よせ集め。伊予鉄道編最終回となるその4では、愛媛ナンバーの
書体変更により一気に5000番台となった乗合車画像を中心に並べていきます。

なお、型式・年式は「伊予鉄道グループ 在籍車両一覧」『バスラマインターナショナル87
号』(2004),ぽると出版 を参照しました。

5012









5012r









愛媛200か5012.PB-XZU421M(04年車)。
松山駅を起点に市内中心部の史跡を巡る「まつやまマドンナバス」で活躍するボンネット
バス。ベースシャーシはデュトロということで、やっぱり日野車。元々周遊ループバスと
して活躍していましたが、現在は予約制の定期観光バスとなっています。バンパーが激
しく反射している画像で失礼。
気がつけば12月も半ばを過ぎ、1年経つのが あ っ という間と思う今日この頃。
1年も残り僅かとなれば忘れてならないこの1冊、『年鑑バスラマ2009→2010』の感
想っぽい独り言として簡単にまとめます。毎度ながら型式の確認のためにも必要な1冊
となっています。

年鑑バスラマは例年、巻頭特集・本編ともいえる「国内バスカタログ」・歴史編の3本を中
心に、巻頭カラー頁に国内バスハイライト・巻末に資料編という構成となっています。
今号は巻頭特集を「次世代のシティバスを考える」と題した特別寄稿とし、後半の歴史編
に特にボリュームを割いた構成となっています。

まずは年鑑の「顔」といえる国内バスカタログ。ポスト新長期排出ガス規制施行に伴い登
場した大型モデルが今号の見所です。

た11









社番:た11.
ということで画像は「AT」のみで話題となった三菱ふそうのMP。南大沢であわてて記録
したへっぽこ画像で失礼。東京都交通局の2010年度入札にMPがまさかの落札で、
都区内を中心に見る機会が増えつつあります。

しかし、ここ数年メーカーによる車種統合が進み、国内バスカタログの掲載車種は減少。
カタログページも薄くなる一方。昨年はなんとか対前年プラスの掲載車種でしたが・・・

1030









1030r









社番:1030.
今号はUDトラックスのバス全車種が消えた影響もあり、大幅に減少しました。
画像は船橋新京成バスに2010年登場した西工ボディのRA、後面の「BUS」表記は反射
材?それにしても船橋・習志野新京成などUDユーザーは2011年以降の導入をどうする
のか要注目。
UD車種以外にも10.5mサイズのみとなっていた日野HR、セレガハイブリッド、三菱ふそ
うエアロスターエコハイブリッドも今号では姿を消しています。

明るさの見えない国内バスカタログで、威勢が良いのは現代ユニバース。巻頭言によれば、
販売台数は100台を超えた(広告によれば120台を突破とあり)とのこと。ツアーバス系
だけでなく、老舗事業者にも導入事例が見られるサプライズもありました。

1002r









相模230い1002.
画像はリヤ側のみですが、ツアーバス用途で活躍する旅バスのユニバース。
2010年には尿素SCRシステムを採用したLDG規制車を登場させ、2011年にどれだ
けシェアを広げるのか注目です。一方で韓国輸入バス元祖の大宇は再び中断とのこと。
こちらはもうフェードアウトになるのでしょうか。


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