細々と更新しています
RNの話の続きです。97年に導入したRNは、丸みを持たせたデザインとなりました。 京王が要望して製作されたことで、いわゆる「京王顔」と一部マニアから言われている ようです。 M49827(98年式) フロントデザインが気に入ったようで、RMでも「京王顔」で導入されました。 ケイビーバスK603ほか(99年車) 「京王顔」は京王以外にも導入されました。といっても京王の資本が入っていますが。 RN導入にあたって、京王の力の入れようが分かる一品。「京王バス専用カード」という あまり流通性の無さそうなバスカードですが、RNをアピールしております。 現在でも販売所などでひっそりと販売している模様。 浜松の更新はもう少しお待ちください。 PR
普段当たり前のように見かけるバスが貴重な存在なのではないかと思った話を。
京王バスエリアならよく見かけるバスといえばJPと「RN」。姿形からチョロQと呼ばれる、 全長7mのバスです。RNは、当時の京王帝都電鉄から7mサイズのワンステップバス の要望提案に応える形で1996年に誕生しました。当時、この7mサイズの路線バスは、 車幅2mの日野RB・RXなどのマイクロバスが主流で、中型幅となるといすゞMRや日野 RH、三菱MJの1バリエーションといった感じで、お世辞にも低床車とは言い難い状況で した。京王がそもそもRNを導入した背景などは以前ブログに書いたので省略しますが、 RN納入で以後日産ディーゼル製の大型ノンステップバスから中型・小型路線バスまで 独占した導入が数年に渡って続きました。 社番M79603(96年車)、社番の頭数字に「7」を新たにを設定するなど導入に当たって 京王の力の入れ具合が分かります。当初は富士重工の標準ボディで導入。 M79717(97年車)。 「京王より可愛らしさの表現を求められ、前後天と前面板に丸みを持たせたデザインに変 更」九法章(2003)「1946年~2003年富士重工のバス事業の足跡」『バスラマスペシ ャル8 富士重工業のバス事業』,ぽると出版,p90より引用 さすが京王、無茶なこと言います。以後RNはいわゆる京王顔での導入となります。 M79714(97年車)、京王バス発足に伴いバスカラーも登場。 97年は独自フロントデザインを要望するだけあって、路線バスはRNのみ60台を超える 導入となりました。この大量導入でRNは京王電鉄のバスではありふれた存在となったと いえます。 D79951(99年車)、RN導入最末期の99年は西工ボディで登場。当初は独自カラーで 西新宿の「O-ZONEビル」で送迎バスとして使用されていました。その後CNG車導入も あって任を解かれた一部の車両は画像のようにバスカラーに変更され路線バスで使用 (画像はO-ZONE送迎に代用使用中ですが)。 京王電鉄バスグループではごくありふれた存在といってよいRNですが、世間一般では かなりの少数派です。そんなRNもいよいよ来年には代替が始まります。バス南エリア在 住バスマニアとしては、何で置き換えるのかが楽しみでもあります。 ※なお、バスカテゴリーから本日より「京王電鉄バスグループ」を新設しました。
頼まれたわけでもないのにバス雑誌の感想。いずれ検索で引っかかってくれれば幸い
です。ということで今回は「年鑑バスラマ2007→2008」。 今年はメインの「国内バスカタログ」が巻頭にもあるように大きくモデルチェンジ。スペッ ク表示をまとめることで、車両写真がかなり大きくなり、しかも一部車種はカラーになり ました。モデルチェンジにあわせて、表紙も大きく変化。年鑑バスラマ創刊から題字が 立体表示、バックにバス写真が入るなど若干のマイナーチェンジだったものから配置を 大きく変えました。個人的には見易くなった感があります。 歴史編は「姫路市営バスアーカイブス1950年代の車両から」。例年に比べると随分ボ リュームがあります。編集長の思い入れの強さを感じますが、車両が大きく変わってい くことを説明するにはこれ位のページ数が必要です。 巻頭には首都圏&近畿圏の市街地路線バス事業者の新車の選定とその仕様について 13社局を紹介。標準化で無くなりつつあると思えた「こだわり」仕様がまだまだあることが 分かり、自分の不勉強さを恥じます。一部に興味深い記述がありましたが、これはおいお い検証していきたいと思います←大げさすぎ。今年の年鑑は読み応えもありぜひ揃えて おきたい一冊ですね。 |
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野球や乗り物の思い出など
ひっそりと更新の予定でしたが、 現在はバスがメイン。 覗いている方は少ない辺境ブログ。
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