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アメリカのオバマ大統領来日のため、先週の羽田空港や都心部は物々しい警備体制となっていました。来日予定の23日に運悪く首都高速を走る用事があった小生。通行止めの時間が前日昼の段階で明かされていなかったので心配しましたが、幸い通行止めの時間にかからず走行することが出来ました。まあ事故渋滞にしっかり巻き込まれましたが。
というわけで、月末恒例のバス雑誌の感想という名の銀座でお寿司。偶数月はバスラマこと、『バスラマインターナショナル143号』です。

特集は「走り出した大型電気バス」。三重交通・北九州市・薩摩川内市で運行を開始した大型電気バスと、JR東日本気仙沼線BRTに登場した中型電気バスを写真中心に紹介しています。三重交通に登場した電気バスはいすゞエルガを改造したもので、ポケットモンスターで有名なキャラクターの「ピカチュウ」をラッピングとなっています。「当初は三重交通の標準色の白を銀に変えた特別色も計画された 」ため「ルーフのエアコンユニットが銀色なのはその名残 」とのこと。いつの日か銀色ベースの三重交通カラーを見てみたいものです。

「日野の次世代ハイブリッドバスに乗る」は「日野自動車のご担当者によれば、正式発表や時期は未定 」という新型日野ブルーリボンシティハイブリッドの試乗レポート。ぽると出版公式HPで発売前の今号の表紙の一部にボカシが入っていたのは、そんな理由からだったんですね。さて、新型車はバッテリーなどの小型化や機械式ATの採用など、従来車と大きく変わった機構が特徴。機械式ATについては「慣れ」という単語が何回か出てきているので、まだまだ調整が必要そうという印象。「実際に車両を営業運行に使いながら、現場の意見を集め将来の製品化に向けて完成度を高めようという 」とある通り、先ごろ東京都交通局で1台が営業運行に入っているようです。

このほか、「世代交代!超長期モニター車」では、2003年から東急バスと京浜急行バスで超長期モニター車となっていた車両の廃車と新たなモニター車を紹介しています。特に事業者車両担当者のインタビュー記事内で、現行販売モデルへの厳しい意見は必見です。

前号では連載扱いとなっていた「AT搭載の最新シティバスの実力を探る」、今号はレポート扱いに逆戻り。今回は「ちばレインボーバス」を取り上げています。

いつもなら手持ち画像を自己満足的に並べているのですが、今号ではここまで並べられるような画像が 1枚もありません。唯一手持ち画像を並べることが出来そうなのが、トピックスの「30台になったディズニーリゾート・パートナーホテル・シャトル」。読者が撮影した全30台を2ページで紹介という記事。ずらり並んだ30台の写真は壮観です。

 

車号:K-020.2012年6月に記録したもの。
画像は日野ブルーリボンⅡベースの改造車で、京成トランジットバス担当車。最新車はヘッドライトを丸1つ目に変更していたとは知りませんでした。



事業者訪問はバスラマ初登場となる「中国バス」と井笠鉄道の急な事業廃止を受け誕生した「井笠バスカンパニー」の2事業者。通常の事業者訪問であれば2事業者を分けて紹介していますが、経緯的に関連が深いため両社をまとめて取り上げています。
現在の中国バスは2006年に経営破たんした旧中国バスを、両備グループ出資のもとで引き継いだ事業者です。インタビューの対象者が両備グループから来られた方の為、内容は両備グループ入り後の施策、いかにして再建していったのかが中心となっています。そのため、2012年刊行の『バスマガジン 52号』の「バス会社潜入レポート 中国バス」で書かれていることとほぼ同じ。井笠バスカンパニーについての記事を除けば、ほぼ焼き直しという感じは否めません。

在籍車両は、旧事業者からの引継車・両備グループ入り後の新車・移籍車とバラエティ豊かなため、車両アルバムでの掲載車両はごくごく一部といったところ。事業を廃止した三原市営バスからの引継車についてもありません。
   


福山200か240.KL-LV782R2(04年車)。2008年7月に記録したもの。
ということで掲載の無いモデルから、KL規制車のいすゞガーラ高速車。だいぶ前に記録した画像になりますが、ご容赦を。ボディの「Chu BUs」ロゴは旧中国バス時代のもの。ちなみに中国バスでは両備グループ入り後に社番が制定されており、この車両はI0406。掲載の在籍車両一覧はナンバープレートのみとなっていますが、どうやらこの車両は現在広島200か1836となっているようです。
在籍車両については、「バスマガジン」の方が内容的に充実しています。まさか「バスラマ」より、誤記誤植だらけの「バスマガジン」の方が良い思う日がくることになろうとは・・・。

連載は、「新 バスドライバーのひとりごと」のほか、久しぶりの「編集長のひとりごと」。そういえば「バスのカタログ」をしばらく見ていませんね。4月発売号恒例の「スーパーハイデッカー・低公害バス」と「ノンステップバス」の採用実績も掲載されています。

次号予告は、韓国から上陸した大型電気バス、新型バスのショーケース - ルクセンブルク、バス事業者訪問、2014バステクフォーラムの会場から 、ほかとのこと。前号に続き事業者訪問先がシークレットとなっています。とりあえず来月こそ北九州市で運行予定の電気バスを見に行ければと予定を書きこんでみたものの、あれ平日のみの運行なんですよね。
  
なお、本文中の「斜字 」部分は同誌からの引用部分、掲載画像の型式・年式は掲載の車 両一覧を参照したものになります。
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