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日本経済新聞が今年の3月から土日の紙面を大幅に変えましたが、特に変わったのが日曜版。紙面の半分が「NIKKEI The STYLE」という、富裕層対象のシャレオツな内容になりました。かつての日経新聞といえば、小さい文字で経済や会社経営に興味ないやつお断りな紙面構成でしたが、ここまでかわるもんだなという感じ。こういう紙面に変えることを決定出来る世代が社内で跋扈しているんでしょうね。もともと小生にとって敷居が高い存在だった日経新聞が、別の意味でさらに敷居が高くなりました。というわけで、バス雑誌の感想と題した日曜は買わないのでヨシ。奇数月はバスマガこと、『バスマガジン 82号』です。
 
編集体制が変わってから、未だに前号で予告されていた記事がほとんど掲載されないバスマガジン。まずは拙ブログ恒例、『バスマガジン』最新号の掲載内容と前号の予告内容をチェック。ちなみに前号の予告では、、「ついに登場!!トヨタの燃料電池バス よってたかって試乗インプレッション!!」、「秘密のバス業界探検隊!![バスの販売現場を見に行く]」、「そろそろ10名以下の乗客定員車も出そう?全国各地の事業者フラッグシップ豪華高速バスのラインナップを並べ、見る!!」、「おじゃまします!!バス会社潜入レポートvol.82[川崎市交通局]」、「都道府県別路線バス全方位レポート[群馬県]」ほか、となっていました。今号は予告にあった燃料電池バス試乗記事と連載記事あわせて3つが掲載、「秘密のバス業界探検隊!!」の記事はありましたが、[バスの販売現場]ではなく架装現場ということで三菱ふそうバス製造の分離子会社エムビーエムサービスを訪問しています。予告の正常化未だならずです。
 
チェックが終わったところで、今回も気になったor手持ち画像を並べられそうな記事についてだけを簡単にまとめていきます。なお、記事のタイトルは目次記載のものとしています。燃料電池バスの試乗記事は、バスラマにも掲載されるでしょうから割愛させていただきます。



バス会社潜入レポートは「川崎市交通局」。今回もハンドブックシリーズでおなじみBJエディターズの加藤氏が執筆を担当しています。記事では触れられていませんが、潜入レポートで取り上げられたのは2011年3月刊行の46号以来、2度目の登場。ちなみにBJハンドブックシリーズでは、Rシリーズの2007年に刊行で、在籍車両の紹介写真の一部にハンドブックシリーズで掲載されたものが含まれています。10年前の写真を使うのはさすがに・・・と思いますが、今のバスマガジンではそこまで取材時間と予算をかけられないのかもしれません。

さて、2011年の46号時点では、KC規制車がまだ残っていましたが、現在はKK・KL規制車以降のみの在籍。掲載の所有車両一覧表によれば、川崎病院へのワンコインバス専用車となっている2001年式のRMが最古参ですが「まもなく廃車される予定 」(発売日前後で廃車となった模様)とのことから、2002年式車あたりが古参格になるようです。
というわけで、ここから手持ちの川崎市営バスの画像を並べていきます。



車号:W-4452.ADG-RA273KAN(06年車)。2017年2月に記録。
かつては市内に工場があった関係で三菱ふそう車といすゞ車を導入していた川崎市交通局ですが、90年代から日野・UDも導入し国内4メーカーが在籍。「04年から一般競争入札による車両購入方法に変更された結果、現在はJバスボディが7割を越えている 」状況です。
画像の車両は06年導入のRAノンステップ車で、市営バスでは標準的なK尺サイズ。
川崎市交通局の路線バス標準カラーは、「1971年、「青い空と白い雲」をコンセプトに生まれた 」デザインで、正面窓下には「市制70周年を記念して制定されたシンボルマークを掲げて 」います。

 

車号:W-4463.ADG-RA273MAN(06年車)。2017年2月に記録。
川崎市交通局は、東部の工業地帯・西部の大規模住宅の通勤通学需要に対応すべく、結構な台数の長尺車を導入しています。画像の車両は同じく06年導入のRAですが、K尺より少し長いM尺車。

 

車号:W-4482.PKG-RA274PAN(07年車)。2017年2月に記録。
こちらはさらに長い、全長11m超のP尺ノンステップ車。長尺車は塩浜と鷲ヶ峰に配置となっています。

 
 
車号:S-1891.QPG-LV290Q(16年車)。2017年3月に記録。
KC規制車の代替が完了したこともあり、2014年以降は新車導入も10台未満という状況。2016年に登場したばかりの新車から、いすゞLVの長尺車。塩浜に1台しか在籍していない車両ですが、タイミングよく記録することが出来ました。
2016年導入車から正面窓下のシンボルマークが市章に変わりました。もっともシンボルマークを掲示する前は金属製の市章プレートを掲げていたので、元に戻ったともいえます。  
 

   
車号:H-3403.PKG-KV234L2(10年車)。2017年2月に記録。
古くは多摩川にやってきたアザラシの「タマちゃんバス」など、話題になるようなラッピングバスを登場させている川崎市交通局。2016年4月からサンリオのキャラクター「ハローキティ」と交通局のキャラクター「かわさきノルフィン」とコラボしたラッピングバスを運行しています。コラボラッピングバスは3種類あり、画像の日野KVは「スポーツのまち」バージョンです。

 

車号:S-2806.LKG-MP37FK(11年車)。2017年2月に記録。
キャラクターといえば、「藤子・F・不二雄ミュージアム」のラッピングバスも忘れてはいけない存在。ミュージアムのオープンにあわせて登場しています。画像の車両は2011年に久々の導入となった三菱ふそうMPノンステップ車。 

 
 
車号:S-1006.PJ-LV234L1改(07年車)。2017年3月に記録。
低公害車はハイブリッド車のほか、CNG車も在籍しています。「CNG充填設備は塩浜営業所にあり、CNG車はすべて塩浜に配置 」となっています。
 
「帰ってきた 路線バス全方位レポート」は「群馬県」。新シリーズでは2015年7月刊行の72号で既に取り上げていますが、上信電鉄の紹介文は永井運輸と同じものだったり変換ミスと思われる誤字ありと酷い内容だったので再修正ということなんでしょうか。前回掲載がモレていた草軽交通は取り上げられている一方で、矢島タクシーと朝日バスの掲載は無くなりました。ホント何なんですかねこの連載。
注目事業者の車両一覧表は関越交通のみ。2015年と比べ多少の代替があった程度という感じですね。どうせなら別の事業者の一覧表を掲載してほしいものですが、この連載に期待するだけ無駄ですな。

「方向幕の世界」はSPECIALと題し、「東京都内を走る事業者の方向幕」を増ページで取り上げています。都内を走るといいながら、東武バスや西武バス、国際興業バスなど一部抜け落ちている事業者もあるので、今後都道府県別の大河連載になるのかもしれません。



画像は2006年12月に記録した京王電鉄バス永福町営業所配置のエアロスターM後部。京王電鉄バスグループの後面方向幕は行先のみが標準となっていましたが、本文にもあるように「永福町営業所のみ系統番号が書かれていた 」ことが分かります。

このほかの連載は、まとめて紹介。まず「鈴木文彦が斬る、バスのいま」では「日本での連接バスは今後どうなる」と題し、連接バスのこれまでの導入事例や今後の展開についてをレポートしています。実は連載だった「いま見ておきたいレアなバス」、第2回目は関東バスに在籍するAPワンステップ車ことスペースランナーAを紹介。全国的に見れば少数派といえますが、いわゆるOEM車ですからレア感は低い印象。前号からスタートした「目からウロコっ!?BUSmagazine in overseas!」は「韓国のバスその1」と題し、2002年以降に行われたソウル市路線バス再編について紹介。同じく前号スタートの「キラリと光る・・・バス会社の女子力!!」はイーグルバスにお勤めの方。「エアポートバス 乗ってわかった愉快だけどマジな話」は長距離の空港バス。「バス停のある風景」は東京都豊島区の「南長崎5丁目」「終点の情景を求めて」は、琉球バス交通と沖縄バスが共同運行している北部ローカル線の「瀬底」、「路線バス散歩紀行」は東武バスウエストの「川06」系統「上尾駅西口~川越駅」、「定点観測アーカイブ あの日のバス」は山形市内で当時少数派だった山形交通の三菱ふそう車のバスを撮影したもの。今号は「バスのいる博物館」ではなく、「バスのある公園」として「東京都内及び近隣県の公園に展示されているバスを紹介 」しています。

次号予告は、「ポストポスト新長期規制対策車がいよいよ出現!!先陣を切るのはどっちだ!?]」、「いすゞプラザがいよいよオープン!!これはもちろんバスマガ探検隊の大好物!?」、「バス界の新勢力・オノエンスターに徹底試乗&詳細解剖」、「おじゃまします!!バス会社潜入レポートvol.83[京都バス]」、「都道府県別路線バス全方位レポート[長崎県]」ほかとなっています。今号もバス会社潜入レポートと全方位レポートの予告掲載があります。
 
なお、本文中の「斜字 」部分は同誌からの引用部分、掲載画像の型式・年式は掲載の車両一覧を参照したものになります。
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コメント
無題
BJ広電バスより先にこっちが来ましたか!
【2017/04/02 09:00】 NAME[dai] WEBLINK[] EDIT[]
Re:
>BJ広電バスより先にこっちが来ましたか!

BJの方はまだ未購入なもんで。
もっとも、広島には行っていないので再掲画像だけのエントリになりそうですが。
【2017/04/03 13:23】


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