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最近の車内風景が随分変わったものだと思っていましたが、やっぱりそうだったん
ですね。

「・・・ドル箱のコミック誌「週間少年ジャンプ」の印刷部数がピークのほぼ半分になっ
た。「電車に乗っても携帯電話の画面を見ている人ばかり」と嘆く
。(後略)
日本経済新聞2007.10.13企業総合面より


これは「回転いす」欄の共同印刷社長稲木歳明氏のインタビュー記事からの引用で
すが、ジャンプの印刷部数が半分になっていたとは知りませんでした。このブログを
読まれている小数の方ならお分かりでしょうが、小生は30歳(独身男性←余計)でし
て、小学校高学年頃から高校にかけていわゆるジャンプのピーク時代の読者であり
ました。

この頃といえば、コンビニや駅の売店には、ジャンプやマガジンといった少年誌や一
部の青年誌が発売日にドーンと積み上げられ、車内でマンガを読んでいる人ばかり。
ゴミ箱には読み捨てられた雑誌であふれている(そしてそれを拾って売っている方々)
のは、ごくごく当たり前の風景でした。地下鉄サリン事件を機に、駅のゴミ箱が撤去さ
れはじめた頃からでしょうか、小生は処分に困ることもあって段々とマンガを読むこと
も少なくなり、就職活動の頃からカッコつけもあって日経新聞なぞを読んでいるふりを
し、就職を機に自動車通勤の地方暮らしでマンガ雑誌を講読することもなくなりました。

日韓W杯の翌年、東京に戻りまた通勤などで電車・バスを久しぶりに利用するように
なり驚いたのは「マンガを読んでいる人がいない」ことでした。本来マンガを読んでいる
はずの学生は携帯片手になにかをやっている様子、マンガを読んでいるのは小生と同
年代風のごく少数の方のみ。まあ小生も新聞片手ですから、マンガは読んでいない
んですけど・・・。

携帯が当たり前となった車内風景を見て、なんとなくではありますがマンガの購読者は
少なくなっているんだろうと思っていましたが、印刷部数ベースで半分になっていたとは!
そりゃ見なくなる訳です。ただ、携帯にこれだけのコンテンツがあり選択肢も多ければ、
よほど面白いマンガが無ければわざわざ買ってまで読む必要も無いわけですが。
乗客離れ・運賃下落に対し特効薬が見えないバス業界と同じく、出版・印刷業界も模索
していることをこの記事から勝手に考えてみました。
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