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「熊本で見たバス2012」と題したバス画像のよせ集めシリーズ。
2011年のシリーズが中途半端すぎたことを反省し、産交・電鉄・熊バス・市営・都市バ
ス全てを更新していくことを努力義務としているシリーズです。

今回は既に市営バスからの撤退が決まっている熊本市営バス編です。熊本市交通局で
は、受け皿会社として民間各社と共同出資して設立した熊本都市バスへ路線移譲を進め
ています。年度末ごとに営業所を含む面的移譲が進んだ結果、2012年4月現在小峯営
業所の5路線のみとなっています。
市営バスの特徴の一つに正面の動物看板があります。小峯京塚線の「ライオン」、秋津健
軍線の「パンダ」、渡鹿長嶺線の「カメ」、東町団地線の「クジラ」、健軍長嶺線の「リス」と、
それぞれ路線毎に定められた動物キャラクターの看板を掲示しています。動物キャラクタ
ーの選定基準が謎だったり、可愛らしさが無いといった微妙なものですが、今や5種類だ
けになってしまったのかと思うと少々寂しいものです。

熊本市営バス編その1では、記録出来た「熊本200か」ナンバーの車両を並べていきます。
 
 ※型式・年式を 「熊本市交通局・熊本都市バス在籍車両一覧表」『バスマガジン65号』(2014),講談社ビーシー/講談社 を参照し、2014年8月10日追記しました。
 
240









240r









熊本200か240.KK-RM252EAN改(02年車)。
まずは富士ボディのRM短尺ワンステップ車。ワンステップ車ながらノンステップ車と
同様の塗装デザインとなっています。狭隘路線の低床化推進の為導入された車両で
す。熊本都市バスへの転籍で、この車両が市営バス唯一となった生え抜きワンステッ
プ車となっている模様。
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学生野球の関係から、プロ野球公式戦でデーゲームを開催するのは年数試合のみと
なっている明治神宮野球場(以下神宮球場)。そんな貴重なデーゲーム観戦のために、
神宮球場へ出かけました。












神宮球場でプロ野球を観戦したのは久々。前に来たのはいつかと思い出してみると、
復活アトムズシリーズ以来かも・・・。名物のソーセージ屋がやたら近代化していたことや
特徴的な場内アナウンス嬢が変わっていたことに驚いたりって、何年来ていないんだとい
う話です。

試合開始約1時間後









さて、試合はヤクルト館山、西武牧田の両先発。どちらも要所を締めたピッチングでサク
サク進みます。ただ試合開始前まで晴れていた天気はどんどん怪しくなりました。

中断









どうして延長戦になったのかということは置いといて、最後の最後に雨中断もありました。

結果









東京ヤクルト 2 - 4 埼玉西武
延長10回、ヤクルト抑えのバーネットから西武中村のツーランHRで西武が勝利しました。
ヤクルトは、松井淳のプロ初HR・9回の同点打などありましたが、結果的にあと1本が出
ず。中継ぎが打たれるといえば今季の西武ですが、この試合では久々に相手チームの
逃げ切り継投を打ち崩しました。

と言っても、抑えのウィリアムスが、10回をなんとかしのいだといった感じでしたが。雨の
中断が逆に良かったのかもしれません。
「熊本で見たバス2012」と題したバス画像のよせ集めシリーズ。
九州産交グループ編その3では記録出来た自社発注一般乗合車で92年以降導入の
U規制車を並べていきます。並べている画像は九州産交バス所属車と地域子会社を統
合した産交バス所属車が混在していることをあらかじめ御理解・御了承願いします。

なお、型式・年式は「九州産業交通グループ在籍車両一覧」『バスラマインターナショナル
107号』(2008),ぽると出版 を参照しました。

2703









2703r









熊本22か2703.U-RM210GSN(92年車)。
92年の一般乗合車は中型車のみの導入。側面窓が逆T字とよばれる上部開閉の仕様
に変更しました。まずは富士ボディのRM中型車。九州産業交通では引き続きUD車を
富士ボディ架装をメインに導入しています。
先月末に更新出来なかったバス雑誌の感想と題したエントリをようやく作成。
遅れたからといっても、内容はいつものようにアレですが。これでも乏しい言語能力から
ひねり出し、結構な時間をかけて作成していることをどこか心の片隅にでもとどめてほし
いものです。ということで、奇数月の発売はバスマガこと『バスマガジン 53号』です。

今号では、やはりこの記事から取り上げなければなりません。「起こるべくして起こった
のか!?高速ツアーバスその安全性と疑問点」。GW前半の4月29日未明に発生したツ
アーバスによる死傷事故。事故の直接的な原因は運転手の居眠り運転したが、事故
現場となった高速道路施設構造などいくつかの要因が重なり多数の死傷者を出す大
惨事となりました。この事件により、これまで業界内で言われてきたツアーバスの問題
点が遅まきながら広く知れ渡ることになりました。
記事は貸切バス業界の現状やツアーバスと高速バスとの違い、670kmの算定基準、
国土交通省の対応などバス趣味誌ならではの解説でなかなか読ませる内容です。

画像は参考です









画像は2009年に記録したもので、あくまでもツアーバスの参考画像です。
ツアーバスは路線免許によって運行している高速バスと異なり、あくまでも旅行会社が
企画したツアーの移動手段として借り上げたバスとなります。そのため、3列シート・4
列シートといったバスの仕様は選択できますが、「乗客はバス運行事業者を選択でき
ない
」ことになります。そして最も問題なのが「旅行会社が安全性も担保しなければな
らないのに、実態は下請け孫請けへと仕事が流れていくうちに責任の所在が不明確と
なっていく
」こと。GWの超繁忙期まっただ中ですから、割に合わない安い金額の仕事
をあえて引き受ける事業者はそもそも限られたと考えられます。実際にこのツアーバス
の運行をしたのはいわゆる新免と呼ばれる千葉県内の小規模な貸切事業者でした。
のちの捜査により、事故を起こした事業者は名義貸しや日雇い運転手による運行など
様々な違法行為が明らかとなりました。このような違法行為は事故を起こした事業者だ
けが行っているわけでなく、貸切バス業界全体の氷山の一角ではないかと小生は考え
ています。
貸切バス業界は規制緩和により事業者数が増加し、「言葉は悪いが、玉石混淆となった
ことは否定できない
」状況です。規制緩和で事業者が増加しても、悪質事業者が淘汰さ
れ適正な規模に戻ると言われてきましたが、ダンピングの横行で労務管理にきちんとコス
トをかけているであろう老舗の大手事業者を中心に撤退・規模縮小を余儀なくされている
傾向にあります。ツアーバスはこのいびつな事業者構造を活用して、ツアー代金をそれな
りに安くしても利益の出る催行をしているといっても過言ではありません。新高速バスへ
の移行は責任の所在を明らかにする上でも早急に行うべきでしょう。
もちろん高速バスなら安全とかツーマンなら安全ということはけしてありませんが、拙ブ
ログは「責任の所在が明確である」という1点から「ツアーバスはグレーゾーンである」とい
うスタンスをとっております。意に沿わぬ方もおられると思いますが、あしからず。
なお、記事の文末には「バスマガジンとしては、この問題について引き続き徹底追及を進
めていきたい
」とのこと。次号の巻末にツアーバス会社の広告が掲載されうやむやになら
ないことを願うばかりです。

特集は「鉄道代替バス現地密着取材!!」。2012年3月31日いっぱいで鉄道による運行
を終了した長野電鉄屋代線と十和田観光電鉄2路線の代替バスについて紹介。
長野電鉄屋代線の鉄道路線廃止代替バスには、運行に際して移籍車も導入しています
が、「原則として専用車が使用され、ノンステップバスとワンステップバスで統一。バリア
フリー対応も万全
」とのこと。十和田観光電鉄代替バスも移籍車を導入していますが、
鉄道廃止の決定が急転直下 」ということもあり、無理矢理かき集めた感は否めません。

三沢駅前









三沢駅舎は引き続き「バス待合所」として機能させる 」とのこと。趣深い駅舎だっただけ
に小生的にこれはうれしいですね。ただ、いつまでもこのままで残るとは思えませんから
なんとか再訪したいところです。画像は2002年に記録したものの再掲です。

特集2つ目は「全国で活躍する日野ポンチョ」。

481









熊本200か481.
全国各地の一般乗合バスやコミュニティバス、近年増えている観光周遊バス事例のほか、
珍しい送迎バスとして使用される現行ポンチョを紹介しています。画像は熊本城周遊バス
「しろめぐりん」専用車のポンチョです。
特集はページ数の関係なのか現行ポンチョのみの紹介にとどまり、正直浅い内容です。
せめてポンチョがどうして誕生したのか、どのように変化していったのか、くらいは紹介し
てほしかったものです。

1128









1128r









社番:1128.画像は2009年に記録したものを再掲。
そもそも日野の7mサイズノンステップバスはポンチョが最初ではありません。1999年
12月から販売を開始した中型幅ノンステップバスのHR、販売当初は7mサイズもライン
ナップにありました。ただ7mサイズとはいえ、リエッセなどのマイクロバスサイズと比べ、
大きいことや重量、そして高額な販売金額(メーカー側からするとそれでも割に合わない)
から2004年の新短期排出ガス規制に適合せず販売を終了しました。

A3-960









社番:A3-980.2008年に記録。
一方で2000年前後は自治体主導のコミュニティバス運行が花盛りな状況。車幅2m・
車長7mサイズのノンステップバスの需要が高まりました。そこに商機を見出したのが
クセニッツやオムニノバなどの輸入車。フロントエンジン前輪駆動のシャーシを生かし、
ノンステップを実現しました。前例踏襲をモットーとしながら他所とは差をつけたい役人
心を見事につかみました。画像は西武バスが運行を担当した小平市の「にじバス」用に
導入したクセニッツ。

J20









社番:J20.2010年に記録したものを再掲。
日野も指をくわえて見ているわけにはいかなかったのでしょう、対抗モデルとしてプジョ
ーのエンジンを搭載した初代のポンチョが2002年春に誕生しました。輸入車が様々な
トラブル・アフターサービスの悪さから評判を落としていたことから、国産ボディ+国内
ディーラーが責任を持って販売するという点が評価されシェアを獲得しました。画像は立
川市コミュニティバス「くるりん」専用車として登場した初代ポンチョ。

さて、記事では現行ポンチョ導入の経緯として、「日野ポンチョしかなかった 」と答えると
ありますが、現在の販売モデルからすれば当然な答えです。しかし、このサイズでリヤ
エンジンノンステップバスはポンチョだけだったわけではありません。

4301









社番:4301.2010年に記録したものを再掲。
三菱ふそうが2002年4月から販売を開始したME。コミュニティバスにも使えるノンステッ
プバスの真打登場となるかと思いきや、例のリコール騒動から採用は低迷。現行ポンチョ
登場後も販売は続けられましたが、2007年ひっそりと姿を消しました。

A8-312









社番:A8-312.2008年に記録。
こうしてポンチョだけが残り、先ほど並べたクセニッツなど輸入車の代替として導入される
ようにもなりました。対抗車種が無いことから、コミュニティバスなどで導入する際に高額
な購入金額をめぐり議会で取り上げられることも少なくないようですが・・・。バスマガジン
でポンチョをまた特集する機会があれば、このあたりをもう少し詳しく紹介すれば資料的
価値も高まるのではないでしょうか。

白黒頁掲載の「今春、公営から民営へ路線移譲された 苫小牧市、明石市、呉市 路線バ
ス現状レポート」は前号のお名残り記事をフォローした内容。民間移譲で結局どうなったの
か?利用者からすれば一番大事なところを簡潔にまとめており、こちらは資料的な価値あ
るレポートです。

苫小牧市交通部は道南バスに移譲されたことにより、道南バス郊外線や札幌への高速バ
スが立派な市営バスターミナルに移動。1ヶ所に集約したことで利便性が向上しました。
ただし、あつまバスは旧来の乗り場を使用。使用料金交渉がまとまらなかったのでしょうか。
市営バス移譲路線は原則旧市営バス引継車で運行しています。

313









車番:313.2010年に記録したものを再掲。

874









社番:874.
変わったところといえば、社名表示と社番が変わったことくらいでしょうか。道南バスでは
市営バス引継ぎ車に800番台の社番を付番しています。ちなみに800番台の社番は
2001年刊行の『バスラマインターナショナル66号』によれば、もともと登別方面の路線車
に付番していたとのこと。道南バス発行のパンフレット等にも「しばらくの間バスの色は変
わりません。(社名表示は道南バスに変わります)」と明言しています。画像からお分かり
のように、この感想めいたエントリ作成が遅れたのは苫小牧に行っていたからです。今回
記録した画像は次号のバスラマ感想にも使いまわす予定です。

一方で呉市交通局を引き継いだ広島電鉄は自社標準塗装への塗り替えを急ピッチで進
めている模様。記事によれば9月から広島電鉄カラーに統一する予定とのこと。
新宿駅西口周辺で記録したバス画像のよせ集め。2011年編の増強版的シリーズです。
アルピコ交通編の続きとなるその4では、社番の頭数字「1」から始まる旧松本電気鉄道と
貸切事業分社として存在した頭数字「2」から始まる旧アルピコハイランドバス所属車両を
並べていきます。

なお、型式・年式は『BJハンドブックシリーズR74 アルピコ交通』(2011),BJエディターズ
を参照しました。

10190









社番:10190.KL-MS86MP(01年車)。
KL規制車のエアロクィーンⅠ高速車。旧諏訪バス在籍車両同様に側面窓が一部を除き
固定仕様となっています。


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