細々と更新しています
九州地方のバスネタが続いている拙ブログ。たまには別の地域でも・・・ということで、今回は東京の北の玄関口?赤羽で記録した国際興業のバス車両画像よせ集めになります。 国際興業バスの中でも有数のターミナルとなる赤羽駅前。駅の東西両側にある乗り場から、ひっきりなしに発着する光景はなかなか壮観です。 さて、国際興業はグループ内にディーラーを持つ関係で、在籍車両はいすゞ車中心となっています。社番は型式を基本に、用途・車内装備等(もちろん例外もあります)割と細かく分けられています。 3000代のBU・5100代のCJM・6000代のCLM・1000代のLT・900代のLRと見た目で分かる1980年代後半のイメージをいまだに引きずっている小生からすると、在籍車両がエルガばかりの現在、社番の違いが見た目でわかりにくいことこの上なしです。 <中型車> 社番:1101. 赤羽駅発着路線のほとんどは大型車で運行していますが、東京北医療センターへの路線は中型車で運行しています。まずは2013年に登場したLRノンステップ車。 社番:2501.KK-LR233F1(02年車)※1。 国際興業で1台のみ在籍する短尺ワンステップ車も赤羽で見ることが出来ます。もともとは埼玉県内の営業所に配置された車両ですが、どのような意図で短尺車を導入したのか分かりません。 2011年頃に赤羽営業所へ転属し、東京北医療センターへの路線中心の運用に入っていました。先ほど並べた1101導入により現在は予備的な存在となっている模様。この日は近隣の学校送迎バスの運用に入っていました。 <大型ワンステップ車> 社番:6021.KL-LV280L1(02年車)※1。 国際興業バスの主力はなんといっても大型ワンステップ車。社番6000代はV8エンジンを搭載したKL規制のワンステップ車です。画像の車両はミラーステーや側面上部の窓サッシ形状に特徴のある初期モデル車です。 社番:6072.KL-LV280L1(03年車)※1。 エルガは早々にミラーステーや窓サッシ仕様などをマイナーチェンジ。国際興業バスではこちらのタイプが多数派です。 社番:6630.PJ-LV234L1(05年車)※2。 排ガス規制強化で直6エンジン搭載に変わったPJ規制車。あわせて冷房装置がデンソーに変更となりました。 L尺ワンステップ車の社番は中途半端に飛んで6600代となりました。これは、当時在籍していた淡路交通から移籍したキュービックボディのKC規制車が6500代だったためです。 社番:6675.PJ-LV234L1(06年車)※2。 06年車から後部の丸型ベンチレーター位置が中扉のやや後ろあたりに変更されました。 社番:6801.PKG-LV234L2(07年車)。 PKG規制車の登場により社番区分が変更。 L尺ワンステップ車の社番は6800代となりました。 社番:6918.PKG-LV234L2(10年車)※3。 2010年導入車両から冷房効果を高めるため、屋根色が白色に変更となりました。 この塗装が現行塗装となります。 社番:8104.PJ-LV234N1(07年車)※2。 赤羽営業所の多客路線対策として07年にPJ規制車のN尺ワンステップ車を初導入。 社番は新たに8100代に区分されました。 社番:8203.PKG-LV234N2(08年車)※2。 L尺車と並行してN尺ワンステップ車の導入も継続。PKG規制車は社番8200代となっています。 <大型ノンステップ車> 社番:5029.KL-LV280L1改(05年車)※1。 大型ノンステップ車は90年代末当時のいすゞがフルフラット仕様のAT車のみの販売だったため、国際興業ではフルフラットAT車の導入を続けていました。 MTの大型ノンステップ車は03年から導入を開始し、社番は新たに5000代となりました。5000代では丸型ベンチレーターを前部のみの搭載です。 画像の車両は遊技場のラッピング広告車となっています。 社番:5103.PJ-LV234L1(06年車)※2。 PJ規制車のノンステップ車は社番5100代に区分されました。ワンステップ車同様、冷房メ ーカーがゼクセル(サーモキング)からデンソーに変更されています。 社番:5209.PKG-LV234L2(09年車)※2。 PKG規制車のノンステップ車は社番5200代となりました。丸型ベンチレーターはワンステップ車同様、前後2ヶ所に取り付けています。PKG規制車のノンステップ車はのちに、中扉後部の一部座席を1人掛けに変更したタイプを社番5300代として導入しています。 社番:5403.LKG-LV234L3(11年車)※4。 10穴ホイールとなったLKG規制車のノンステップ車は社番5400代に区分。後部の丸型ベンチレーターが05年以前までのボディ最後部位置に変更となりました。 社番:5429. 登録番号からこの車両はQPG規制車と思われますが、社番の区分は変わらず5400代の連番 となっています。今は無き3000代のフルフラットATノンステップ車は、キュービックとエルガが連番となっていましたから、社番区分にこだわるのはこじらせたマニアだけなのかもしれません。 なお、型式・年式は以下の文献を参照しました。 ※1)「国際興業 在籍車両一覧」『バスラマインターナショナル 93号』(2005),ぽると出版 ※2)『BJハンドブックシリーズR70 国際興業・山梨交通』(2010),BJエディターズ ※3)「Things happened in a year 第7回 国際興業」『バスマガジン47号』(2011),講談社ビーシー/講談社 ※4)「Things happened in a year 国際興業」『バスマガジン55号』(2012),講談社ビーシー/講談社 PR ![]() ![]() |
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