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バス雑誌の感想めいたものを月末に更新している拙ブログ。奇数月は「バスマガジン」の最新号について書いていますが、9月と11月の刊行分は例年通り翌月の更新となります。
  
編集体制を一新してから、前号で予告されていた記事がほとんど掲載されないというバスマガジン。もちろん今号も同じで、予告で掲載されたものは予想通りメーカー取材のローザ4WD試乗記事だけ、やれやれです。そもそも掲載内容のあまりのバカバカしさから購入をやめようと思っていましたが、前号に比べれば多少マシだったので、今回も気になったor手持ち画像を並べられそうな記事についてをごく簡単にまとめていきます。ただモチベーションが上がらないので、なかなか更新が出来ませんでしたが。

巻頭記事は「いすゞニューエルガ運行開始 事業者導入第1号車 国際興業から発進!!」。10月に刊行された『バスラマインターナショナル』のなかで、国際興業バスに市販第1号車が登場するとありました。バスマガジンの今回の記事で、さいたま東営業所に配置となった市販第1号車の納車から運行スタートまでを取材し、仕様等を詳細に紹介しています。また、記事内に「国際興業では今後、ニューエルガを飯能を除く各営業所に1台ずつ導入する予定 」とあることから、今後見かける機会も増えそうです。
また、新型エルガのATについては別記事の、「ALLISON JAPAN PRESENTS!!新時代のATってこんなにスゴイ!!ついに事業者導入のニューエルガ。ATとAMTの違いってナニ?」で詳しく紹介しています。タイトルにあるようにガチガチのパブ記事なんですが、「次にリリースされる中型バスはAMTのみになる予定 」と、かなり重要情報がさらりと書かれていてびっくり。エルガミオもヘッドライト周りをエルガに合わせたモデルチェンジをするのでしょうか?    
せっかくなので新型エルガの画像でも・・・と思いましたが、国際興業バスのさいたま東営業所は担当路線が非常に多く追いかけるのはほぼ無理。
  
  
          
社番:N580.2015年11月に記録。
比較的簡単に見られるらしいということで、記録したのは京成バスに登場したこの車両。ちなみに画像の長沼営業所配置車両は日野ブルーリボンなんですが。記事にもありますが、後面は本当に「スパッと切り落としたような 」スタイルで、日野スケルトンバスのアイデンティティが受け継がれているのかと思ったり。
 
続いて、「“イベントの秋”のトップはやっぱりコレ!! 第44回東京モーターショー報告」は、大型車4メーカーの展示車両を中心とした紹介記事です。


 
新型エルガの実車をここで初めて見た方も少なくないのではないでしょうか。バスの展示は、いすゞ1台、日野2台の計3台のみ。三菱ふそうは車内をイメージしたモックアップにバーチャルリアリティを体感できるという近未来な展示。モーターショーなんだから実車の展示しろよと思ったのはここだけの話です。



バス会社潜入レポートは千葉県の千葉市内をメインに展開する西岬観光・平和交通・あすか交通からなる「ビィー・トランセグループ」を取り上げています。グループの平和交通に関しては旧編集体制となる2013年刊行の62号で「バスマガジン創刊10周年記念企画第9弾 営業所&バス車両 Q&A 新人バス子が平和交通に突撃取材!」という記事で取り上げています。グループ全体を取り上げたものとなると、2010年刊行の『バスラマインターナショナル 121号』以来でしょうか。
近年の動きと言えば高速バスの拡充となりますが、なかでも2012年8月から運行を開始した成田空港への格安高速バス「THEアクセス成田」が大きな転機となったといえます。2014年12月からは「JRバス関東との共同運行に乗り出し、東京駅JR高速バスターミナルへの乗り入れも実現 」し、あわせて運行本数も激増しました。
在籍車両は高速バス車両が増加した一方で一般乗合車の代替は少なく、KC規制車も在籍しています。 いつものように、ここで小生手持ちのビィー・トランセグループ各社のバス画像をいくつか並べていきます。

<平和交通> 


社番:174-023HN52.KL-HR1JNEE(02年車)。2015年11月に記録。
まずは平和交通の車両から、スマイリングシャトルカラーの日野HR10,5mサイズ車。平和交通では00年から導入を開始しましたが、初期導入車は在籍車両リストに無いことから代替されたようです。なお、平和交通は00年12月以降の導入車に3桁の車両番号にー(ハイフン)以下に導入年月に仕様をあらわす複雑な社番を採用していますが、複雑すぎて記事では省略したようです。
 


社番:176-029HN52.KL-HR1JNEE(02年車)。2015年11月に記録。
平和交通の日野HRといえば、一部の車両のヘッドライトベゼルが上下さかさまに取り付けています。いつのまにか上下さかさまに変わっていた感じですが、なかなかサマになっています。
  



社番:271-079JN32.BDG-HX6JLAE(07年車)。2015年11月に記録。
日野ポンチョは新検見川駅と西小中台団地を結ぶ路線を担当。この路線は「10人乗り乗合タクシー 」でスタートした平和交通の創業路線で、一部区間が狭隘なためマイクロバスサイズが使われています。
 


社番:301-048H152.KL-HU2PMEA(04年車)。2015年4月に記録。
幕張ベイタウン地区の運行車両は、「グラフィックデザイナー佐藤卓氏のデザインによる、イエロー1色のカラーリング 」で「幕張新都心の住宅街に調和するバスとして作り出したもの 」とのこと。画像の車両は日野ブルーリボンシティのワンステップ車で、スマイリングシャトルカラーの同型車は2013年11月より運行を開始した津田沼駅ららぽーとTOKYO-BAY線をメインの運用となっています。



社番:520-508127MT.QRG-MS96VP(12年車)。2015年11月に記録。
高速車の-(ハイフン)以下の社番は一般乗合車と異なります。画像は「THEアクセス成田」が運用の中心となっているQRG規制車の三菱ふそうMS。

<あすか交通>


千葉200か1747.PB-HR7JHAE(06年車)。2015年11月に記録。
あすか交通は旧社名の団地交通の名の通り、稲毛海岸駅北西に位置する幸町団地の発着路線を中心に展開。一般乗合車の主力となるのが、画像の日野HR9mサイズ。日野HR導入時から「グリーンのラインには現在の千葉市を構成する、元々の町や村の名前がローマ字で入る 」塗装デザインを採用しました。

 

千葉200か1260.KK-RJ1JJHK改(04年車)。2015年12月に記録。
ワンステップ車の日野RJも2台在籍しています。「路線登録となっている 」ということですが、現在は「近隣ショッピングモールと連携した無料お買い物バス 」の運用が多い模様。



千葉200か374.PB-XZB50M(07年車)。2015年12月に記録。
イオングループは無料お買い物バスの運行に積極的なようで、あすか交通・平和交通では路線エリアにある各店舗のお買い物バス路線を多数担当しています。中型バスで運行している路線もあれば、画像のようにマイクロバスで運行している路線もあります。


 
千葉200か2450.KK-LR333J1(99年車)。2012年12月に記録。
実は移籍車導入も積極的なビィー・トランセグループ。画像のいすゞLRは京浜急行バスグループからの移籍車。リストに掲載はありますが、なぜか写真が1枚もありません。どこかの特定運用で走りっぱなしなのかもしれません。少々古いですが2012年に記録した手持ち画像を並べておきます。

このほかの連載は、「終点の情景を求めて」は、全但バスの「奥藤」、「路線バス散歩紀行」は東急バスの東98系統「東京駅~等々力」、「定点観測アーカイブ あの日のバス」は愛媛県松山市の松山駅前にたたずむ伊予鉄道のバスとなっています。

「路線バスで行くアニメ聖地巡礼」は、立川バスで巡るガッチャマンクラウズ・ガッチャマンクラウズ インサイトの舞台東京都立川市を紹介。立川駅周辺は様々なアニメの舞台となっているようで、数年前に多摩都市モノレールが別のアニメとタイアップしていました。



社番:J770.2015年11月に記録。
立川バス自体もリラックマをはじめ、様々なキャラクターのラッピングバスを運行しています。そんな中でも画像のラッピング車両に描かれたキャラクターはかなりマニアックだと思いますが。  
   
帰ってきた 路線バス全方位レポート」は前号に引き続いての「兵庫県」。Part2では、前号で取り上げられなかった神姫バスグループ各社や山陽バス・全但バス・淡路交通などを紹介しています。 
 


社番:5876.2013年10月に記録したものを再掲。
神姫バスの一般乗合車は4メーカー在籍していますが、大型車の主力となるのが画像の三菱ふそうMPワンステップ車です。今年何度か近畿地方へ出かけたものの、神戸以西は足を踏み入れていなかった小生。2013年に記録した画像を使いまわしです。
また、「注目事業者・車両一覧表」は神戸市交通局を掲載。



車号:996.LKG-LV234L3(12年車)。2013年10月に記録。
神戸市交通局はKC規制車の代替の為、2012年までかなりまとまった台数の新車導入を行いました。画像はLKG規制車の最終導入グループとなったいすゞLVノンステップ車。しかし、なぜ前号に一覧表を掲載しなかったのか謎です。

「方向幕の世界」の5回目はカラー方向幕。前回の単色カラー幕との違いは、1本の方向幕に様々な地色が使われているということになるようです。
      
 
福井22か1567.2015年4月に記録。
京福バスのカラー方向幕は本文で紹介されているとおり、「ターミナル駅からの方面別に色分けされており、幕の色を見ればどの方面に走るバスなのかが分かる 」つくりとなっています。

さらに今号から2本の新連載がスタート。「鈴木文彦が斬る、バスのいま」は交通ジャーナリスト鈴木文彦氏による「旬なバスニュースを徹底解説 」した読み応えがある記事。今回は「新潟市BRT今後の課題」と題し、前号でも紹介した新潟市BRT運行開始時のトラブルなどを取り上げています。新連載のもう一つは「バスのいる博物館」で、こちらは短期集中連載。今回は八王子市みなみ野にある「日野オートプラザ」を紹介。
 
次号予告は、「日野ブルーリボンハイブリッド 市場を席巻する最新の路線バスを試乗」「三菱ふそうローザ4WD 雪中試乗で極限下での実力を検証」「帰省客からマニア活動まで(!?)年末年始のバスウォッチング」「もう実用化が始まった!! 東京モーターショー2015で発表されたたバスの最新技術たち」ほかとなっています。前号で予告していた日野ブルーリボンの試乗記事はどうやら次号に延期された模様。そして既に今号で掲載済のローザ4WDの試乗記事はまだ続くようですが、他誌と代わり映えしないメーカーパブ記事はもういいです。マニア向けの記事は予告詐欺物件でしょう。
 
なお、本文中の「斜字 」部分は同誌からの引用部分、掲載画像の型式・年式は掲載の車両一覧を参照したものになります
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