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バスに関する書籍を買ったら感想めいたものを書き連ねている拙ブログ。『バスマガジン』だけでなく、『バスラマ』も月末までに更新できなくなるとは。というわけで、毎月恒例のバス雑誌の感想という名の能力不足。偶数月刊行号はバスラマこと、『バスラマインターナショナル 160号』です。

今号の特集は「トヨタコースターが一新!」。 前号で速報的に紹介したトヨタコースターのモデルチェンジ車を、開発担当者やデザイナーへのインタビューと実際にハンドルを握っての試乗レポート、そしてOEM供給を受けリエッセⅡとして販売する日野自動車にも営業展開についてインタビューするというバスラマらしい切り口で紹介しています。
24年ぶりにフルモデルチェンジ 」しただけあって、外観をはじめ様々なところに従来モデルとの変更点が見られます。たとえば、ハイルーフに統一し標準ルーフを中止したことや、「運転席・助手席SRSエアバックを乗用車の12V用と共用する 」ためバスでは一般的な24Vから12V化など。12V化により「24Vの電気系を持つエアサス 」が中止となる副作用がありましたが、「先々の復活も検討 」とあることからいずれ・・・ということなんでしょう。また、製造がトヨタ車体子会社の「岐阜車体工業に移行 」したことも大きな変化といえそうです。

特集と銘打たれていませんが、比較的頁数があるものが「バスラマの台湾再訪」という海外レポート記事。前号の予告では、台湾を走る日野のフルフラットノンステップバスと紹介されていましたが、「稼動を始めた車両はまだごく限られた台数のようだ 」というわけで、代わって「日本のウィラー・トラベルが台湾最大手の國光客運とタイアップして誕生したバスツアー 」や台湾のバス事情、台北の主要バス事業者などを紹介するなど、台湾のバスに関心が向くような記事構成となっています。こういう記事を読むと台湾へ行ってみたくなりますね。




成田200か1246.2017年2月に記録。
とはいえ、台湾というか、日本国内(米軍基地除く)から出たことが無い小生・・・。台湾のバス事業者の手持ち画像なんか当然ありませんが、台湾のバスつながりというわけでウィラー・エクスプレスに登場した國光客運カラーのラッピングバス画像を並べておきます。このラッピングバスは成田空港と大崎駅を結ぶ成田シャトルで運行しており、「台湾からの観光客に安心と親近感を与えるねらい 」もあるとのこと。

また、2月刊行号での掲載が恒例となった、前年のバスラマ賞も発表されています。第20回のバスラマ賞は「WILLER GROUPのレストランバス」と「はとバスの新型2階建てバス・スカニア/バンホールアストロメガTDX24」の2つを選定。

 

画像は2017年2月に記録した、はとバスの新型2階建てバス。左側が初号車の651で、扉が開いている右側の車両が2017年に2台登場した増備車の751。増備車は「初号車に比較してシート座面をわずかに下げて、頭上の寸法を確保、居住性を向上している 」とのこと。

このほか、「現代自動車ジャパン新社長に聞く」と題したインタビュー記事の掲載もあります。このなかで、「ユニバースのバリエーション追加や、新しいモデルの導入 」について軽くふれていることから、今後何らかの動きがあるのかもしれません。


事業者訪問は98年刊行の49号以来2度目の登場となる「遠州鉄道」。記事では遠州鉄道のバスを取り巻く現状や近年の取り組みを中心にまとめています。ドライバーの待遇などについても書かれており、どの事業者もドライバー確保にあの手この手の方策をとっていることが分かります。
 
ここからはいつものように小生手持ちの遠州鉄道のバス画像を並べていきますが、既に昨年「浜松駅前で見た遠州鉄道のバス」シリーズを更新済み。そこで、ここでは並べていない車両や昨年秋に登場した車両画像を中心に並べていきます。

   

浜松200か986.QDG-KV290N1(16年車)。2017年1月に記録。
まずは現在遠州鉄道のバスで最新鋭グループとなる現行モデルの16年導入車。画像の日野KVは3台、いすゞLVは6台導入しています。かつては立派なシートを装備していた遠州鉄道ですが、現行モデルでは「メーカー標準の樹脂製を採用 」となってしまったのは残念なところ。
 


浜松200か990.QKG-MP38FK(16年車)。2017年1月に記録。
16年は三菱ふそうMPノンステップ車も久々に導入しています。これらの新車導入により、いすゞLVツーステップ車が姿を消し、残るツーステップ車は計48台となっています。 
  
3039 3039

浜松230あ3039.KC-MP747M(99年車)。2017年1月に記録。
今年のNHK大河ドラマのご当地ということもあり、「井伊直虎」を大きくアピールしたラッピングバスも登場しています。 
 


浜松200か864.QRG-RU1ASCJ(14年車)。2016年9月に記録。
東京に行くにも名古屋や大阪へ行くにも新幹線が便利な場所 」という浜松の立地から、都市間高速バスへ本格参入は遅く2010年から運行を開始。「昼行便は順調に推移 」していることもあり、高速車もコンスタントに新車導入が続いています。ここでは、車両アルバムに写真の掲載が無かった、いすゞの高速車画像を並べておきます。。



浜松200か582.PKG-RU1ESAA(07年車)。2016年4月に記録。
貸切専業の浜松観光バスを統合し、貸切バスを取り巻く環境変化に対応 」してきた遠州鉄道。台数は減ったとはいえ、現在も「大型12mハイデッカーを主力に、同スーパーハイデッカー、大型車幅9m車、中型車、小型車など様々なタイプ 」を取り揃えた計163台が在籍しています。画像は「正席45の「55ブライト」 」の愛称の日野セレガハイデッカー。現行ボディの日野セレガは06年より導入を開始し、主力となりつつあります。

連載は、「新 バスドライバーのひとりごと」や海外記事などいつも通りのラインナップとなっています。

次号予告は、バス事業者訪問:瀬戸内運輸/瀬戸内海交通、トヨタの燃料電池バスに乗る、車体工業会の技術発表会から<LED行先表示器>、各地の観光バス、ロンドンの最新バス事情 ほかとのこと。事業者訪問は久しぶりの愛媛県内事業者。4月の刊行日までに愛媛に行けそうもないので、手持ち画像無しとなりそうです。

なお、本文中の「斜字 」部分は同誌からの引用部分、掲載画像の型式・年式は掲載の車両一覧を参照しています。
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