鹿児島で見たバス２０１１（いわさきバスネットワーク編その３）

２０１１年１０月に鹿児島で記録したバス画像のよせ集め「鹿児島で見たバス２０１１」。
ダラダラと引き延ばしてきましたが、ようやく最終回です。今回のいわさきバスネットワー
ク編その３では、記録出来た鹿児島２００かナンバーの一般乗合移籍車を並べていき
ます。

型式・年式は「いわさきグループ・バス事業 所有車両全データ」『バスマガジン５３号』
（２０１２），講談社ビーシー/講談社 を参照しました（※２０１２．１２．３追記）。











鹿児島２００か３１０．Ｕ－ＬＶ３２４Ｋ改（９１年車）。

一般乗合車は長らく新車導入を続けていましたが、このあたりから移籍車導入を開始し
ました。まずは東京都交通局からのいすゞＬＶ富士７Ｅボディ。

鹿児島２００か３３５．Ｕ－ＨＴ２ＭＰＡＡ（９１年車）。
千葉海浜交通からのＨＴ３扉長尺車。今や何でもアリ状態ないわさきグループの移籍車
導入ですが、ターニングポイントはこの車両あたりだったのかもしれません。導入当初は
３扉でシートなどラッシュ輸送を考慮した仕様ながら長距離路線にも運用したというのです
から驚きです。この車両は現在「ドルフィン１５０」専用車として活躍しています。





















鹿児島２００か４００．Ｕ－ＬＶ３２４Ｋ改（９１年車）。
いわさきグループでは東京都交通局からいすゞＬＶをまとまった台数導入。鹿児島交通・
いわさきバスネットワークそれぞれに在籍しています。











鹿児島２００か７６１．Ｕ－ＭＰ２１８Ｍ改（９５年車）。
小田急バスからのエアロスターＭ移籍車。中扉にステップ昇降装置を装備し、ニュース
テップバスと呼ばれていた車両です。ステップリフトを昇降させることで、ステップ数は増
えるものの１段あたりの高さはを低くなるという過渡的な装備です。
いわさきバスネットワーク移籍時にステップ昇降装置は取り外されましたが、ステップを下
げた位置で固定しているため非常に珍しい外観となっています。





















鹿児島２００か８２４．Ｕ－ＭＰ２１８Ｍ（９５年車）。
中扉後ろにある側面行先表示が特徴の立川バス移籍車。まずは三菱ふそうＭＰ。












鹿児島２００か８２５．Ｕ－ＬＶ３２４Ｌ（９５年車）。
同じく立川バスからいすゞＬＶ。











鹿児島２００か８３３．Ｕ－ＨＴ２ＭＭＡＡ（９５年車）。
３扉車にアレルギーが無い、いわさきグループ。東武バスから３扉ＨＴを導入。











鹿児島２００か８９８．Ｕ－ＬＶ３２４Ｌ改（９４年車）。
これといった特徴のなさから京成系の移籍車と推測できるいすゞＬＶ。注目点は側面行先
表示位置、関東地方では少数派の中扉後ろ位置から千葉中央バス出身と分かります。











鹿児島２００か９２５．Ｕ－ＬＶ３１８Ｌ改（９５年車）。
小田急バスからは中扉グライドスライドドア＋ステップ昇降装置のいすゞＬＶニューステ
ップバスも移籍しています。





















鹿児島２００か１０７９．Ｕ－ＬＶ３２４Ｌ改（９５年車）。
こちらは中扉４枚折戸仕様の小田急バス移籍車。











鹿児島２００か１１５１．ＫＣ－ＬＶ３８０Ｎ（９６年車）。
九州新幹線全線開業にあわせて運行を開始した「新幹線シャトルバス」。鹿児島中央駅
から市内繁華街を経由し桜島桟橋（かごしま水族館）を結びます。画像は専用車として
活躍する富士７ＥボディのいすゞＬＶで、松戸新京成バスからの移籍車です。





















鹿児島２００か１１５２．ＫＣ－ＬＶ３８０Ｌ（９７年車）。
京浜急行バスグループでワンロマ車だったキュービックボディのいすゞＬＶも「新幹線シャ
トル」専用車として活躍。自社発注車のシートと比べれば見劣りするとはいえ、京急時代
はワンロマ車だったのですから短距離のシャトルバス専用車にするには惜しい感。

 

鹿児島２００か１１９２．ＫＣ－ＬＶ３８０Ｌ（９６年車）。
立川バスからのいすゞＬＶ移籍車。廃車台数が多くないものの、コンスタントに鹿児島へ
やってきています。