会津若松で見たバス２０１２（その１）

バスマガジンの感想めいたものを書いていたエントリが消えてしまい、ブログ更新への
テンションだだ下がりです。それはさておき、福島バスまつりとあわせて会津若松へ出
かけることが、ここ数年の恒例行事となっている小生。
ということで拙ブログ恒例シリーズ、「会津若松で見たバス」を今年もスタート。今回の
その１では、２０１０年編以来となる会津乗合自動車以外の事業者の乗合車、高速乗合
バス車両車を並べていきます。

＜広田タクシー＞










会津２００か１７．Ｕ－ＭＲ１３２Ｄ改※１。
広田タクシーが運行する、まちなか循環バス「エコろん号」で活躍するいすゞＭＲ。路線
は一方向の循環バスで、中心市街地観光にも使えるコミュニティバスというような感じ。
会津若松駅前には入らず会津若松駅付近の「富士の湯」を起点としていることから、会
津乗合自動車が運行する「ハイカラさん」「あかべぇ」と比べるとやや乗りにくい印象。

＜福島交通＞










福島２２か２０５３．Ｕ－ＭＳ７２６Ｓ（９１年車）※２。











福島２２か２０５６．Ｕ－ＭＳ７２６Ｓ（９１年車）※２。
続いて福島交通の高速車。ここ数年積極的な新車・移籍車導入で車両代替を進めてい
る福島交通ですが、会津若松方面路線は今も変わらず古参のエアロバスでの運行とな
っています。画像の２台は福島に所属する車両で会津若松・福島線で運用中でした。





















福島２２か２０５８．Ｕ－ＭＳ７２６Ｓ（９１年車）※２。
同じく９１年車のエアロバスですが、こちらは郡山の所属で会津若松・郡山・いわき線の
運用に入っていました。会津若松～郡山間は２０１２年１０月のダイヤ改正で減便となった
ことから、このあたりの古参車はいよいよ御役御免となったかもしれません。





















福島２２か２１４４．Ｕ－ＭＳ７２６Ｓ（９２年車）※２。
郡山所属のエアロバスをもう１台。前面・後面に貼られているステッカーから、この車両は
ＤＰＦを取り付けている模様。八都県市に乗り入れ可能ですから、「あぶくま号」運用も可能
です。

＜新常磐交通＞




















いわき２２か５６８．ＫＣ－ＬＶ７８１Ｒ（９６年車）※３。
会津若松～郡山・いわき線は会津乗合自動車・福島交通・新常磐交通の３事業者による共
同運行。運用車両はバラエティに富み、いすゞ純正ボディのスーパークルーザーでは珍し
い直結冷房仕様の車両。このタイプの車両も、会津若松路線の運用に入るようです。





















いわき２００か２７５．
富士７ＨＤボディの日野車で旧塗装車。「ＪＯＫＯ ＫＡＮＫＯ ＢＵＳ」のボディ表記から貸
切からの転用車の模様。いわき２００かナンバーとなっていることから、宮城ナンバー
から転属車でしょうか。





















いわき２００か２７６．
旧常磐交通時代は少数派だった三菱ふそう車。Ｕ規制車のニューエアロバスで、こちらも
「ＪＯＫＯ ＫＡＮＫＯ ＢＵＳ」のボディ表記から貸切からの転用車のようです。

＜ジェイアールバス東北＞




















社番：Ｊ６４７－０２４１５．
会津若松と仙台を結ぶ路線はジェイアールバス東北と共同運行。一部の便はプロ野球
開催時に日本製紙クリネックススタジアム宮城へ延伸したほか、土日祝日は三井アウト
レットパーク仙台港までの運行を開始するなど積極的な集客策を行っています。
ジェイアールバス東北の運用車両は、２０１０年同様セレガＲのＦＳ折戸仕様車。

＜新潟交通＞




















新潟２００か４１４．ＰＫＧ－ＲＵ１ＥＳＡＪ（０７年車）※４。
会津若松・新潟線は新潟交通と共同運行。ＰＫＧ規制車のガーラも運用に入っているとは
知りませんでした。富士ボディの貸切転車がメインとなっている会津乗合自動車運行便と
比べると、運用車両にだいぶ差がついてしまった感。

型式・年式は下記の文献を参照しました。
※１）「広田タクシーのユニークなバス達」『バスラマインターナショナル１１０号』（２００８），
ぽると出版
※２）「福島交通 所有車両全データ」『バスマガジン４１号』（２０１０），講談社ビーシー/講
談社　
※３）「常磐交通自動車グループ 在籍車両一覧」『バスラマインターナショナル８５号』
（２００４），ぽると出版
※４）「新潟交通グループ 在籍車両一覧」『バスラマインターナショナル１３３号』（２０１２），
ぽると出版