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年数回、前橋や高崎へ所用で出かけた機会を利用して散発的に記録してきた画像を並べ
るシリーズ。今回は2009年春~冬にかけて見た日本中央バスの画像を並べていきます。

日本中央バスは群馬県内各地から羽田空港・成田空港への高速バスや「シルクライナ
ー」の名称で富山金沢経由大阪行きというような個性的な高速バスを展開していることで
有名な事業者です。日本中央グループは元々地元のタクシーや運送業を中心に展開し、
バス事業は1988年に貸切免許を取得してからと、実はまだまだ新しい事業者です。
現在運行している路線バスは上信電鉄、上毛電鉄など県内事業者の撤退路線を引き継い
だものが多く、前橋に最後まで残った東武鉄道直営路線もグループ外ながら諸事情で引
き継いでいます。東武の撤退路線は、これまで朝日自動車グループのタクシー会社に無
理矢理路線バスを肩代わりさせていただけに、日本中央バスが引き継いだことに驚きと、
大げさですが群馬県内のバス勢力図が塗り変わったと感じたものです。

なお、型式・年式等は下記文献を参照しました。
「日本中央グループ 在籍車両一覧」『バスラマインターナショナル57号』(2000),ぽると出版
日本中央バスには社番もありますが、外観から分からない車両もあります。今回は登録
番号と分かるもの社番も併記するかたちで並べていきます。

3279









3279r










群馬22あ3279.KC-RR1JJAA改(99年車)。
前橋駅と上毛電鉄の中央前橋駅間を結ぶシャトルバスで活躍する日野オリジナルバス。
シャーシはRRでケーブルカーを模したアメリカ製ボディを搭載しています。導入に際し、
前橋市の市街地活性化の補助があったとのこと。
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いつも乗るバスや台数が多いなどでありふれた車両と思っていると、気付けば既に見られ
なくなっている存在となっていたりします。小生で言えば千葉海浜交通の3扉車や神奈川
中央交通のエアロスターK、横浜市営の機械式AT車・・・。まだまだ見られる存在とタカを
くくっていてはいけないと肝に銘じなければなりません。

千葉県の千葉・四街道周辺にバス路線を展開する千葉内陸バスの長尺前後扉車も、気
付けば数えるほどしか残っていません。
千葉内陸バスでは創業時から長いこと前後扉の日野長尺車を標準仕様として導入してい
ました。京成グループだけでなく、東日本で長尺の前後扉車を導入する事業者は少なく異
色の存在とも言えます。ただ、導入していた事業者が少ないとはいえ、千葉内陸バスで標
準仕様としてきた理由はもちろんあります。
千葉内陸バスは当時京成電鉄直営だった四街道周辺の団地路線を引き継ぐために設立
された事業者です。路線は当然ながら団地と駅を結ぶもので、混雑の集中する朝方は途
中停留所間での利用は少なく駅で降車する需要がほとんど。そこで後扉から乗車させ、
降車が前扉のため必然的に前方へと乗客が移動することで詰め込みを可能とした仕様に
なったようです。同じような団地路線を運行する千葉海浜交通では、降車時間を短縮させる
ため前乗りで3扉仕様となっていますが、後ろへ誘導するか前方へ誘導するかの違いだけ
で、車内に均等に乗車させいかに詰め込めるかという基本的な考え方は同じです。

ということで、今回は前後扉の長尺車を目的に四街道駅周辺へ出かけた際に記録した画
像を中心とした千葉内陸バスの車両画像よせ集めです。

1095









社番:1095.

1094r









社番:1094.
社番が前後していますが、あれだけ在籍してきた前後扉の長尺車も、2009年夏頃に見か
けたのはこの2台のみ。年式的にもそろそろといったところでしょうか。ちなみに千葉内陸交
通も千葉海浜交通同様、側面窓の仕様が上部引違からサッシ窓に再変更されています。
前後扉の長尺車が嫌われ、移籍事例は少ないものの、最近では沖縄の東陽バスで活躍し
ている車両も見られます。
大垣駅前などで見た名阪近鉄バスの車両画像よせ集め。その2はワンステップ・ノンステ
ップの低床車と高速車を並べていきます。

209









岐阜200か209.
名阪近鉄バスのノンステップバスは中型車。日野メインの事業者ということでHRの9m。
フロントの社紋は柿を模したキャラクターに変更。

241









岐阜200か241.
大型車はBRCワンステップを導入。こちらはスクールバス中心の運用でした。
昨年末に名古屋へ行く用事があり、せっかくとばかりにスケジュールを無理矢理変更して
大垣へ足を延ばしました。大垣は東京発のいわゆる「大垣夜行」の終点で、ムーンライトな
がら等で駆け足で米原行きに乗り換えたことはあっても、実際改札口を出たのは恥ずかし
ながら今回が初めてでした。駅前には雪もあり、関が原が近いことを実感しました。
大垣は名阪近鉄バスの路線バス拠点で、この日はちょうど大垣競輪も開催していたことも
あり、駅前はバスの発着で賑わっていました。というわけで、今回から大垣駅前で見た名阪
近鉄バスの車両画像を並べていきます。その1はツーステップの車両編です。

並べる前に、名阪近鉄バスについての概要。名阪近鉄バスはその名の通り、長いこと近鉄
グループに属するバス会社でした。元々は大垣を地盤とする路線バス会社が戦時統合な
どを経て近鉄グループ入りし、系列会社との合併で「名古屋近鉄バス」として愛知・岐阜・三
重での貸切バスを中心に事業を拡大していきました。1983年に名神高速ハイウェイバス
を運行していた近鉄グループの日本高速自動車と合併し、名阪近鉄高速バスと改称。ここ
に「名阪近鉄」の名が登場することになり、1994年に現社名の名阪近鉄バスに変更しまし
た。現在は近鉄グループのバス事業再編で同じ近鉄グループに属する三重交通グループ
傘下となっています。在籍車両は長らく近鉄直接のグループ会社だったこともあり、日野車
のみですが、今後はいすゞも増えるのか気になるところです。まあどちらも同じボディですが。

220









岐阜22き220.
見かけた古参ナンバーはこの車両、中扉が折戸仕様の中型車。側面窓は全引違の黒サッシ
というのが当時の名阪近鉄バスの標準仕様。行先表示はLED改造が行われ、方向幕の車
両は見ることが出来ませんでした。

350









岐阜22き350.
資料が無いので、P規制車かU規制車か分からず。中型車は低床車中心に活躍しており、
ツーステップの古参格は朝のラッシュが終わると若森車庫へ戻る車両ばかりでした。

480









岐阜22き480.
こちらは後述する大型車のボディ形状からU規制車と思われる中型車。
この頃の車両は正面にパーツで構成された立派な社紋を装備しています。
立川競輪場への直行無料バスで活躍する車両画像を並べるシリーズ。
当初は何気なく記録していましたが、古参格の車両が運用に入ることからほぼ年1回の
小生的定点観察となってきている感。定点といいながら毎回記録地点が異なっているの
が小生的と名付ける所以。今回は2009年12月某日の運用車両を並べていきます。

なお、型式・年式は『BJハンドブックシリーズR65 小田急バス・立川バス』(2008),BJ
エディターズ を参照しました。

<いすゞ車>
J709









社番:J709.KC-LV380L(97年車)。
富士7EボディのいすゞLV、LEDの行先表示は後年の改造です。立川バスのいすゞKC規
制車は1台のみのLTを除けばツーステップ車のみ。結果的に詰め込みが利くので、古参格
メインの競輪輸送にはもってこいという状況になっています。

J714









J714r









社番:J714.KC-LV280N(98年車)。
立川バスでは1台のみとなった中扉リフト付乗合車もこの日は競輪輸送に活躍していまし
た。シート配置が特殊なので適材適所の利用とは思えませんが、リフト付乗合車も今とな
っては過渡的な存在ゆえ仕方が無いのかもしれません。


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