福岡市内で見たバス（大分県内事業者編）

２０１４年１～２月に福岡市内で記録したバス画像をチマチマと更新してきましたが、せっかく撮りためた画像をブログで生かすべく「福岡市内で見たバス」と題したシリーズで更新していきます。今回は大分県内事業者編として、福岡と大分を結ぶ「とよのくに号」運用車両を中心とした高速車両を並べていきます。

＜大分バス＞ 
       

社番：１２７５４．ＫＣ－ＲＵ３ＦＳＣＢ（９８年車）※１。
まずは「とよのくに号」スーパーノンストップ便を担当する大分バスの車両から。社番頭数字「１」は日野車をあらわします。フロントガラス１枚仕様の西工Ｓ型ボディで、この車両は大分県の佐賀関と愛媛県の三崎を結ぶ「国道九四フェリー」のラッピング広告車となっています。
 


社番：４２１６１．ＫＬ－ＭＳ８６ＭＰ（０５年車）※１。
同じくラッピング広告車となっている西工Ｓ型ボディですが、こちらは社番頭数字「４」の三菱ふそう車。先ほど並べた１２７５４と比べると、フロントガラスの仕様や正面社紋の有無など差異がみられます。ちなみにラッピング広告の「うみたまご」は高崎山自然動物園近傍に位置する大分マリーンパレス水族館の愛称です。

＜大分交通＞


大分２００か５６．ＫＬ－ＭＳ８６ＭＰ改（００年車）※２。
続いて大分交通。「とよのくに号」では大分バスと共にスーパーノンストップ便を担当しています。高速車は三菱ふそう車で占められていた時期が長かった大分交通。画像の西工Ｃ型ボディのほか、西工Ｓ型ボディの三菱ふそう車も在籍しています。
  


大分２００か５５６．



大分２００か５５４．
記録出来た車両はいっきに飛んで、ジェイ・バスボディのいすゞガーラ。上下で車両が異なり失礼します。



大分２００か５９２．



大分２００か６１０．
「とよのくに号」向けにいすゞガーラの新車導入が継続的に続けられ、高速車＝三菱ふそう車は過去の話。大分交通では現行いすゞガーラをエアライナー専用車にも導入しており、まとまった台数が在籍する一大勢力となりつつあります。

＜亀の井バス＞


大分２００か２４．ＫＣ－ＭＳ８２９Ｐ改（９７年車）※３。
亀の井バスは福岡と別府を結ぶ「とよのくに号」ノンストップ便と福岡と湯布院を結ぶ「ゆふいん号」を担当。運用車両の主力は西工ボディとなっています。のっけからリヤ側画像のみで失礼。

         

大分２００か１７３．ＫＬ－ＭＳ８６ＭＰ改（０３年車）※３。
フロントガラス１枚仕様の西工Ｓ型ボディ。「とよのくに号」にはかつて各社共通の専用塗装を採用していました。この車両も登場時は専用塗装となっていましたが、ボディ再生時にカラフルな亀の井バス現行高速車塗装デザインに塗り替えられています。



大分２００か２４８．ＫＬ－ＭＳ８６ＭＰ改（０５年車）※３。
こちらは西工Ｓ型ボディ製造最終期の車両。



大分２００か４１２．
西工Ｓ型ボディ製造終了後はＥ－Ⅲボディを導入。亀の井バスにＵＤの高速車が登場することになりました。この車両は別府の有名な観光地の一つである「地獄めぐり」のＰＲラッピング車となっています。
西工解散後はジェイ・バスボディの日野セレガを導入していますが、残念ながら見ることは出来ませんでした。

＜日田バス＞


社番：７０５．
日田バスは福岡と日田を結ぶ「ひた号」と「とよのくに号」各停便、「ゆふいん号」を担当。
社番７００代は「ひた号」の運用車両です。まずは日田バス自社発注車の西工Ｓ型ボディ高速車。西鉄からのグループ転籍車が西鉄時代そのままの塗装で運行されるため、画像の日田バス塗装は少数派。今回初めて見ることが出来ました。




社番：７０６．
先述した西鉄からのグループ転籍車がこちら。見たままそのままな西鉄塗装で運行しています。近年の日田バスは西鉄からの古参転籍車を乗り潰し、西鉄転籍車で代替するサイクルとなっている印象。



社番：７７０．
最近では西工Ｂ型ボディの「新特急車」も転籍しています。リヤ側のみで失礼。



社番：４２２．



社番：４２１．
「とよのくに号」「ゆふいん号」は社番４００代の「火の鳥」カラーが担当。やはり見たままそのままです。上下で車両が異なり失礼。



社番：４２３．



社番：４７９．
ボディの社名表記サイズは特に決まっていないようで、転籍時期によってマチマチです。

型式・年式は以下の文献を参照しました。
１）「大分バスグループ在籍車両一覧」『バスラマインターナショナル１２１号』（２０１０），ぽると出版
２）「大分交通グループ 在籍車両一覧」『バスラマインターナショナル９４号』（２００６），ぽると出版
３）「亀の井バス 在籍車両一覧」『バスラマインターナショナル１０２号』（２００７），ぽると出版