右斜め後からの１枚（その１０２）

２０１８年から主だった更新を別ブログ（２つ目のブログ）に移していますが、残っている画像ファイルの容量を有効活用すべく、「右斜め後からの１枚」シリーズを細々と更新中です。

表題通りバス車両を右斜め後から記録した画像を並べるという企画ですが、その月に記録した画像をメインにするというスパイスをきかせています。



社番：Ａ０－１７８．２０２０年７月東京都立川市「曙町２丁目」交差点で記録。
今回は、西武バスに登場した新塗装の三菱ふそうＭＰを右斜め後から。
西武バスが一般乗合車の塗装を変更するのは６７年ぶり。「Ｓ－ｔｏｒｙ」と名づけられた新塗装は、縦横に伸びる交通網をコンセプトとしたクロスを西武グループのコーポレートブランドカラー３色を基調に、黒色・白色含め計８色を配色したデザインとなっています。近年登場したバスの新塗装は、コストカットを目的としたデザインの簡略化が多かっただけに、西武バスがこんなに複雑で手の込んだデザインを採用するとは思いもよりませんでした。

社番：Ａ０－１７８．２０２０年７月東京都立川市「曙町２丁目」交差点で記録。
左斜め前からの画像。
クロス模様は両サイドともほぼ同様のデザインとなっています。コーポレートブランドカラーでサブカラーとなっている緑色は中扉・非常口扉の窓周りにワンポイントとして使われています。
内装は国土交通省標準仕様ノンステップ車ですから、従来車とほぼ同じなのは仕方ないところ。シートモケットは従来と同じ青系ですが、よく見ると新塗装と同じグループカラーを基調としたクロスデザインを織り込んだオリジナルのものを採用しています。



  
社番：Ａ０－１７８．２０２０年７月東京都立川市「曙町２丁目」交差点で記録。
今回は右斜め前と左斜め後からの画像も追加し、「Ｓ－ｔｏｒｙ」デザインを眺めていきます。運転席横窓下の黒色部は三菱ふそうＭＰの特徴でもある三角ガラスにあわせ、斜めに塗り分け、この部分の社番表記も斜めにするこだわりを見せています。



社番：Ａ０－１９５．２０２０年７月東京都立川市「曙町２丁目」交差点で記録。
せっかくなので、ほぼ同時期に登場した「Ｓ－ｔｏｒｙ」カラーのいすゞＬＶの画像も並べておきます。いすゞＬＶは運転席部に三角窓はありませんが、黒色斜めの塗りわけ・斜め社番表記となっています。
まだまだ見慣れない「Ｓ－ｔｏｒｙ」デザインの車両ですが、西武バスの代替サイクルからすると従来の笹の葉カラーは気づけば少数派ということになるのでしょう。