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今月もなんとか1ヶ月にブログの更新を12回することが出来ました。と言っても、12回の
根拠は全くなく、あくまでも自己満足に過ぎません。これでは先ごろバスにも深刻な影響
を及ぼすことになりそうな「事業仕分け」によって、更新回数見直し・ブログ廃止と判断され
ますな。書いていて意味がよく分かりません。ということで、バス雑誌の感想という名の弁
明機会、奇数月はバスマガこと、『バスマガジン 38号』です。

今号の大特集は「東京と関東各地を結ぶ「公共交通の主役」都市間高速バスネットワー
クの変遷と現状」。随分と長く壮大なタイトルですが、要は都内発着で関東地方の高速路
線バスについてのリポートです。「つくば号」からはじまる東京と関東各地を結ぶ高速路線
バスの歴史や各県毎の路線概況などをまとめています。

1803YT









社番:1803YT.
ということで「つくば号」の画像です。つくばに行くことは少ない小生ですが、機会がある際
は使用車両が雑多(良い意味で)な関東鉄道受け持ち分を好んで乗っています。

M-1061









社番:M-1061.
本文には都内と茨城県や千葉県への路線数に比べて少ない群馬・栃木への考察もあり
ます。画像は行先いっぱいな日本中央バス、池袋と前橋を結ぶこの路線はかつて西武
バスと共同運行でスタートしたんですが・・・。栃木への高速バスといえば、もはや黒歴史
の関東バスと東武鉄道共同運行の新宿西口-鬼怒川温泉も撤退に追い込まれています。
ただ、宇都宮への路線は鹿沼まで短縮したものの、佐野までは盛況な状況です。群馬や
栃木が高速バスに根付かないというわけではなく、やはり新幹線だけでは行けない場所で
なおかつ所用時間やコストパフォーマンス如何なのではないかと思うのですがいかがでし
ょうか。

なお、今回の特集の対象路線は「空港リムジンバスと東京ディズニーリゾートを除いた東
京と関東各地を結ぶ
」ものに限定しています。前号の予告では「関東圏内の短距離高速
バス」となっていましたが、対象路線が膨大なことと成立・変遷事例が異なるということで
カットしたとのこと。たしかに、これだけで「The関東圏内高速バス」といったムック本1冊
くらい軽く出来そうですし、リムジンバスに関してもバスラマ風に書けば「新たな展開を迎え
た関東圏内のリムジンバス」で大特集が組めそうです。今後のお楽しみということにしてお
きます。ただし、東京湾アクアラインを利用した川崎・横浜と千葉県の路線はその後都内
への路線延伸に結びついたということで取り上げています。

1728









新宿で小湊鐵道のバスを見ることが出来るのも、この延伸のひとつ。首都高の渋滞が
懸念されたものの順調に育っている感。


特集2つ目はUDと三菱ふそう両社のバス事業合弁設立協議開始するための覚書締結
記念、「両社がOEM供給を受ける大型・中型バス導入事業者カタログ」。ステアリング以
外の見分けが出来ないOEM車だけに、案外役に立ちそうな内容です。

1021









社番:1021.PKG-AP35UM(07年車)。
せっかくなので習志野新京成バスからの転籍車な船橋新京成バスAPを並べておきます。

モノクロページ特集には各地各社のフリー切符などをまとめて紹介した「全国バス・トクトク
情報」と「LED式行先表示器の秘密」。LED表示器記事は仕組みや歴史など意外と説明で
きない細かい内容で面白いです。ただ、せっかくなのだからフルカラーLED行先表示のネッ
ク?ともいえる「道路運送車両の保安基準」についてもう少し掘り下げてほしかったです。
法令を読む限りフルカラーLEDは解釈次第でシロにもクロにもなりそうなだけに難しいかも
しれませんが。ちなみにこの保安基準で、車両の前面上部に青色の灯火は路線バス以外
備えてはならないなど、マニアも知っていると面白いものもあります。
A10901












社番:A10901.
ということで都内で見ることが出来るLED行先表示器を使用した回送表示の一例。

バス会社潜入レポートは「東海バスグループ」。BJエディターズのハンドブックシリーズ
でも取り上げられていますが、希望番号での伊豆ナンバーへ付け替えが進んでいるよう
です。
871









伊豆230あ871.U-MP218M(94年車)。
型式・年式を早速所有車両全データを参照。半ば見たままそのままな元神奈中移籍車。

だいぶ長くなったのでこのほかの連載は手短に。
「今号の気になりバス事業者」は和歌山県の「中紀バスグループ」。特色ある自社バスツア
ーが面白いです。「いすゞ純正バスボディ大研究」の3回目は1979年~84年までの大型
車。「愛しのバスたちよ」は愛媛県の離島のバスについての思い出。「全国バスターミナル
探訪」は岡山県の「天満屋バスステーション」。「乗降ドアの変遷」ドアは「中折戸」です。
バス子さんもあります(扱い軽)。

路線バス全方位レポートは「宮城県」。
4条免許での代替バス事業者が目立ちます。また、桜交通に元京王バス東なMKの写真
も掲載。ただ今号もしょうもない思い違いによる記載が目に付くのが残念です。

65









仙台200か65.
思い違いで気になったのはミヤコーバスの高速バスの塗装について。この塗装は最近の
宮城交通名物、名鉄バスからの見たままカラーな移籍車。まあ名鉄本体では消えいく塗装
ですから、ゆくゆくは宮城交通カラーになるとも言えませんが。

66.JPG









仙台200か66.

521.JPG









宮城200か521.
ちなみに宮城交通の高速バスカラーといえば上に掲げた2色。下は通称「七夕」カラーと
呼ばれる旧カラーです。

移籍車クイズは関東バスの判別法?を紹介。年式や車両によって仕様が異なる事業者を
取り上げるのはやはりどうかと。次号へのクイズはJR北海道バスに在籍する中扉4枚折戸
のL尺UA移籍車の元事業者を出題。以前も書きましたがUDの大型路線移籍車両の供出
元はほぼ限られ、L尺はワンステなら京急・ツーステなら西武移籍車が大部分で、他に相鉄
や新京成もありますが、どちらも特徴的な形態と台数自体限られているので判断できます。
自家用や特定出身などマニアックなものはごめんなさいということで、今回の車両は中扉4
枚折戸。ということで西武バスか相鉄かとなりますが・・・、すいませんごめんなさいでした。
第16回目のクイズにして初の降参です。どうやら今年一般路線バスから撤退したJR東海
バスの移籍車のようですが、はたしてどうなのでしょうか。

と、今号も盛りだくさんな内容です。もっとも小生をノックアウトさせた前号が凄かっただけに
物足りなさも感じましたが、前号が特別だっただけ。今号も1年前に比べれば十分完成度の
高い満足感ある1冊です。

次号予告は「昭和末期に生まれたバスたちの「先端技術」とその終焉」。

NAVi5












すいません、思いつくのは機械式ATくらいなんですが。だとすれば長いこと小生が提言
してきた「機械式AT」特集になります。はたして予告の意味する「先端技術」とは?
「ヒュンダイ・ユニバース導入事業者カタログ」は広告の関係でバスラマなどでちょくちょく
取り上げられてはいるものの、正直思ったほど導入が見られないユニバース。まあ景気
も悪く、貸切バスの新車導入自体少ないのだから仕方がないのかもしれません。このカ
タログで小生が見ていないだけと分かるかもしれません。
「バス顔今昔物語」は元祖1つ目レインボーやオーバルライトなREなんかも取り上げて
ほしいもの。そして「さようなら、姫路市企業局交通事業部」と楽しみな内容です。

姫路市バスターミナル









姫路へはつい先日、小生の日本2周目の旅で訪れました。タイミングが良いというかなんと
言うか。この旅でのバス画像よせ集めを更新していく予定ですので、とりあえず来月の更新
ネタは安泰です。と、最後はブログの予告宣伝で終わりです。
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現在はバスがメイン。

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