会津若松で見たバス２０１０＋（プラス）

２０１０年に会津若松を訪れた際に記録した画像を並べているシリーズ。タイトルに「＋
（プラス）」とあるのは主に５月と９月に記録した画像を混ぜたという程度の意です。実質
２０１１年１回目の更新に関わらず、２０１０年ネタで攻めます。今回は会津乗合自動車
以外の高速車両を中心に並べていきます。

＜ジェイアールバス関東＞










社番：Ｈ６５４－０２４０１．ＫＬ－ＭＳ８６ＭＰ（０２年車）※１。９月に記録。
新宿と会津若松・喜多方を結ぶ夢街道会津号は会津乗合自動車とジェイアールバス関
東の共同運行路線。画像の折戸ＭＳ以外に、西工ボディのＲＡなどが運用に入っていま
す。会津乗合自動車が自主再建を断念した理由の一つに、稼ぎ頭である夢街道会津号
がツアーバスと競合したこともあげられています。実際、郡山から東京まで高速バスを
利用する場合、事前に予約購入しておけば会津若松から乗車した方が安いと言う状況。
ツアーバスへの対抗策とはいえ、随分無理していると言わざるを得ません。

＜ジェイアールバス東北＞










社番：Ｊ６４７－０３４０９．５月に記録。
会津若松と仙台を結ぶ路線はＪＲバス東北と共同運行。セレガＲの折戸車がメインで活
躍しているようです。











社番：Ｈ６４１－０６４０４．５月に記録。
貸切車も記録できたので並べておきます。赤い「びゅう」カラーのガーラ。

＜新常磐交通＞










いわき２００か７３．Ｕ－ＲＡ５２０ＴＢＮ（９２年車）※２。５月に記録。
郡山・いわき線は会津乗合自動車、福島交通、新常磐交通の３社による共同運行。福島
交通の車両は既に並べていますので、ここでは新常磐交通の車両を。まずは現行塗装
に塗り替えられたＵＤのマキシオン。この車両は２００８年１０月にも記録しています。











いわき２２か５４７．Ｕ－ＬＶ７７１Ｒ（９５年車）。９月に記録。
旧塗装車もまだまだ活躍中。富士７Ｓボディのいすゞスーパーハイデッカー。元は東京
いわき線で活躍していた車両でしょうか。

＜広田タクシー＞










会津２００か１７．Ｕ－ＭＲ１３２Ｄ改※３。
まちなか循環バス「エコろん号」で活躍するＭＲ改造車。２００８年から地元の商店会など
が中心となり広田タクシーに委託する形で実証実験運行を開始した路線を、２０１０年４
月から正式に路線バスとなったものです。路線は一方向の循環バスで、中心市街地の
観光にも使えるコミュニティバスという位置づけ。会津若松駅前には入らず、会津若松駅
付近の「富士の湯」を起点としているところに、色々な事情を推測したり。

型式・年式は下記の文献を参照しました。
１）「ジェイアールバス関東所有車両全データ」『バスマガジン３０号』（２００８），
三推社/講談社
２）「常磐交通自動車グループ 在籍車両一覧」『バスラマインターナショナル８５号』
（２００４），ぽると出版
３）「広田タクシーのユニークなバス達」『バスラマインターナショナル１１０号』（２００８），
ぽると出版