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忘れかけていたシリーズ化する予定の第2回目(こだわり仕様はまだ忘れています)。
系統番号2番の終点である「金堀」。会津若松駅から片道30分と、それほど距離がある
場所ではないのですが、驚異的な車窓風景の変化から某巨大掲示板で「おすすめ」さ
れている路線でもあります。どう変わるのか?を楽しみに乗車してみました。

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路線は駅前を出発すると、途中一方通行路もある古くからの盛り場の狭い道を抜け、
飯盛山へ向かう、ゆるやかな坂道を登っていきます。現在、それほど広くない「滝沢本
陣前」を経由する路線はこの系統だけになりましたが、かつてはリオンドール東側を走る
飯盛山・鶴ヶ城まわりの路線も運行していたメイン道路でもありました。
「滝沢」を過ぎ左に曲がるあたりまでが路線の前半部。ここまでも古くからの住宅街の狭隘
道路を走ってきましたが、ここから先がいよいよこの路線の見所、狭隘な峠道を登る山岳
路線となります。

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坂が急になり一気に標高が高くなると「戸の口第三発電所」停留所。右に左にカーブは続
き、バスは対向車に注意しながら進みます。車窓左には、先ほど走ってきた会津若松の市
街地が、かなり下に見えます。畑よりも建機などの置き場が目に付く「八幡苗畑」を過ぎる
あたりまで、ほとんど人家も無いところを走り続けます。やがて峠を抜け、ぽつりぽつりと人
家のある集落に出ると「石ヶ森」停留所。車窓の左側はちょっとした平地となっており、水田
が広がります。道路沿いに人家が増え、気付けば集落の中心となり終点「金堀」に到着。
バスは集落先にある、かなり小さい転回場でUターン。すぐに折り返しで若松駅便になりま
す。すぐに折り返さなければならないキツめのダイヤですが、集落内の道路は退避場所も
少なく仕方が無いのかもしれません。路線の前半と後半とで車窓風景が「がらり」と変わり、
おすすめ路線であることは間違いありませんでした。
なお、「滝沢」から先は車線もない狭隘な峠道ですが、国道294号への抜け道になってい
ることもあり、それなりに対向車(とバスの後に数台)があります。

さて、金堀までの運行本数ですが、月・水・金は若松駅→金堀4本・復路5本、日・祝日1往
復と乗りバスには難易度の高い路線です。運行日に偏りが見られることから分かるように、
会津若松市からの補助金路線となっています。なんとか踏ん張ってほしいところですが、乗
車した際は往復とも小生のみという利用状況。
おそらく平日は通学・通院の利用があると思いますが、高田地域の路線が消滅したことから、
存続の楽観は出来ません。いかんせん途中峠道の人家が無さすぎで・・・。

ただこの路線も2001年の時刻表によれば、曜日関係なく往路4本、復路5本の運行だった
様子。結構本数があったんですね。
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今回は先日乗車した会津乗合自動車(通称会津バス)についての乗車記を。

若松駅前ターミナルに10月からいくつかの路線の末端部分を乗り合いタクシーに
移管する旨の案内掲示を見かけました。それによれば会津美里町の永井野から
小川窪・市野、東尾岐・さか下、落合と本郷車庫から関山までの区間が対象になる
との事。現在落合行きは月~金のみですが、数年前までは途中の冑まで毎日の
運行がありました。段階的な縮小とはいえ、いよいよ命脈尽きたといえます。
タイミング的に14時発の東尾岐行きが間に合うことから、どのようなところなのか
知りたくなり、ついつい乗車してしまいました。

路線は会津若松市内の病院などを経由し、中型バスながら席が埋まるくらいの乗車
がありました。高田橋を渡り高田駅前あたりからぽつぽつと降車がみられ、途中「あや
めの湯」を経由し永井野。路線が残るこのあたりまでは住宅が立ち並びますが、この
先は田園風景が広がります。バスが東尾岐の集落へ入る頃、乗客は小生を含め2人。
行先は東尾岐とありますが、路線図には東尾岐という停留所はありません。どこまで
行くのかと思っていましたが、地頭方停留所のバス停脇の折返場にバックで入ったこと
で終点であることが分かりました。こういうのは実際に乗車してみないと分かりません。

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バス停前には閉店したと見られる店舗跡がある、なんとも寂しいところでした。
若松から約1時間、950円の所になります。この路線は厳密に言うと、本来の終点は
ここから2つ先の「さか下」になります。ただし「さか下」発は朝1本、着が夕方1本のみ
と乗りつぶすには非常に難易度が高い路線です。2001年の時刻表によれば、かつて
は夕方「さか下」着は折り返しで高田車庫まで走っていたのですが・・・。


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ということで方向幕のみの紹介でご勘弁を。
先日会津に出かける機会がありました。
会津訪問は5年ぶりでしたが、大きく変わったところもあればそうでないところも。
ただ、大きく変わったのは会津バスの路線数。若松から猪苗代、田島、湖南とい
った長距離路線はことごとく廃止されていました。東山温泉駅行きも循環路線に
組み込まれる形で無くなっていた事も驚きです。
それでもまだ若松駅周辺はそれなりの本数があり、なんとかバスを利用することが
出来る状況になっています。

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会津バスといえば中型トップドア。なかにはAT車も生息してます。
ドアが一つしかないので前乗り前降り。表記は「出入口」。


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エルガミオも初期はトップドア。ワンステップなのでシート高さが違うことが分かります。


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法令のからみで前中扉に。でもやっぱり前乗り前降り。
中扉は「車椅子専用」。某所に導入されるJPもこうなるんでしょうね(謎)


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「あかべぇ」号も前乗り前降り。後扉は同じく車椅子専用でした。
ここまでくると筋が通ってます。さすが会津。

残念ながら来訪時に大型路線は見かけませんでした。元東武(朝日?)の後扉
表記が気になります。


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