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「熊本で見たバス2014-15」と題したバス画像のよせ集めシリーズ。2014年に記録した画像をメインに、多少2015年の画像も混ぜ込んでお送りしております。
今回は2014年度いっぱい、つまり今年の3月31日をもってバス事業から撤退する熊本市営バス編のその2。記録出来た「熊本200か」ナンバーの車両画像を並べていきます。
 
型式・年式は 「熊本市交通局・熊本都市バス在籍車両一覧表」『バスマガジン65号』,(2014),講談社ビーシー/講談社 を参照しました。

 

熊本200か253.KL-HU2PMEE(02年車)。
1990年代後半~2000年代初めにかけ、熊本市営バスはノンステップバスの新車と東京都交通局からの移籍車を並行導入していました。これら「熊本200か」ナンバー初期の頃に新車導入した中型ノンステップ(+2台のワンステップ車)と東京都交通局からの移籍車は路線移譲にあわせて全車熊本都市バスへ転籍済み。現在市営バスに残る「熊本200か」ナンバーの古株となるのが03年導入の日野ブルーリボンシティノンステップ車。画像の1台だけが市営バスに在籍し、残りは都市バスへ転籍しています。中扉の明かり窓は熊本市交通局のノンステップ車の標準仕様です。土日の運用はあまり多くないことから、予備車的な存在なのかもしれません。




熊本200か386.KL-LV280L1改(04年車)。
2004年導入のいすゞLV。国交省仕様ノンステップバスとなった前中扉間ノンステップ仕様のtype-Aです。フルフラットノンステップバスのAT車導入以降、熊本市営バスはAT車を標準採用し、この車両もATです。ちなみに04年は9mサイズの日野HRも導入しましたが、2012年4月に都市バスへ転籍しています。

  

熊本200か531.PK-HR7JPAC(07年車)。
07年は大型車扱いで中型幅10.5m低床車を3台導入。日野HRのOEM車となる、いすゞエルガJというだけでもレア型式ですが、さらにAT車となると熊本市営バスのみの存在と推測。その後、移籍車でエルガJが県内各社に登場することになるとは・・・。



熊本200か863.KC-HU2MMCA改(97年車)。
市営バスの段階的縮小・撤退の方針が決まり、08年以降新車導入は見送られることになりました。とはいえ古参車の代替は行わなければならないということで、移籍車導入は続けられました。熊本でおなじみとなった、京浜急行バスグループからの日野HUワンステップ車が市営バスにも登場。同時期に江ノ電バスからUA短尺ツーステップ車も導入していますが、短尺がネックとなったのか都市バスへ転籍済み。

946 946

熊本200か946.KC-UA460LSN改(97年車)。
2012年は富士7Eボディのワンステップ移籍車を4台導入。1台は側面銀サッシ窓仕様のUAで西武バスからの移籍車。都市バスへの転籍により、熊本市営バスに在籍する一般乗合車では唯一のUD車となりました。

     

熊本200か947.KC-LV380N改(99年車)。
3台は側面黒サッシ窓仕様のいすゞLVで新京成バスグループからの移籍車。画像の車両は松戸新京成バス所属でした。新京成バス時代は中扉にスロープを装備していましたが、熊本市営バス移籍時にわざわざ撤去。車椅子乗車時に折り畳めるシートも固定化され、市営バスの深い闇(大げさ)を感じます。




熊本200か948.KC-LV380N改(99年車)。
同じく松戸新京成バスからの移籍車ですが、こちらは2013年に昭和40年代当時のカラーに塗り替えられました。塗り替え後も色々と手を加えられており、正面の動物看板が旧デザインのものを掲示したり、「ワンマン」表示灯を取り付けたりしています。車内には交通局所蔵の懐かしい市営バス写真を掲示しています。




熊本200か950.KC-LV380N改(99年車)。
新京成バスのいすゞ車といえば、忘れていけない船橋バス引継ぎ車。後面の赤地「ワンステップバス」の表示から、この車両が元F-128だった模様。

<熊本競輪場送迎バス専用車>
       

熊本200か482.U-UA440LSN(94年車)。
熊本市営バスでは、熊本競輪場への無料送迎バスの運行も担当しています。西武バスから前中扉車2台、3扉車1台の計3台のUAツーステップ移籍車が専用車として運用に入っています。まずは前中扉仕様のUA。車内は大きな改造も無く、ほぼ西武バス時代そのまま。運行の特殊性もあってか、あまり手入れはしていないようで、後面窓には2012年に開催した「日本選手権競輪」の文字跡が残ったままなど内外装とも薄汚れています。




熊本200か483.U-UA440LSN(94年車)。
こちらは3扉車。後扉は埋められることも無く、3扉全て活用中です。




熊本200か482.U-UA440LSN(94年車)。
せっかくなので、競輪送迎専用車をもう1台。前中扉仕様車のUA。
ちなみに側面方向幕は競輪場行が「直行バス」、熊本駅方面行が「停車停留所」と異なる表示となっています。




さて、市営バスからの撤退を目前に控え、交通局舎前にはご覧のような横断幕を掲示しています。何らかの記念品、たとえば動物看板をデザインしたクリアファイルなどを販売するかと思っていたのですが、そういったものは無い※模様。売れ残ったら扱いに困るから仕方ないのでしょう。レトロバスも入札で売り払うくらいですから・・・。
※記念To熊カードの販売はあります。



今年の3月31日いっぱいで営業を終了するのは熊本市営バスだけではありません。熊本交通センターの地下街「センタープラザ」も同日に閉店します。あの「泉の広場で~♪」から始まるセンタープラザのコマーシャルソングともお別れです。県民百貨店は既に閉店し、センタープラザも閉店。交通センターの再開発期間中は時間つぶしにも困ることになりそうです。
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