バスマガジン２７号

祝「移籍車両クイズ正解」 ←威張れません











今号もやります、やらせてもらいます「バスマガジン２７号」の感想。
ネタばれ注意と、ちょっと辛めなんで意に沿わぬ人はスルーで。

個人的に特集だと感じたものは２つ。
１：「路線バスに乗って宮崎県の観光地へ行こう」
２：「３扉車～隆盛と凋落の歴史～」

１つめは宮崎県の路線バス旅ガイド。宮崎県の名所・旧跡を路線バスでまわるモデル
スケジュールを掲載。バスマニアには物足りなさを感じるものの、バスの写真ばっか撮
影していないで、地元の観光地もきちんと見ろというメッセージなんでしょう←多分違）

２つめは３扉の路線バス特集。「１９６５～８０年代の導入期」、「９０年代の凋落期」、「３
扉の移籍車」の３区分。ただ８０年代までの導入期に掲載されている写真の多くが９０
年代だと思うのですが・・・。一部？な記述もありますが、３扉車とニッチなところを特集
した価値はあると思います。

バス会社潜入レポートは「東京空港交通」。２号続けての東京の事業者が特集に。
バスラマでも２００４年に特集されましたが、その時からの変化は新セレガと尿素RAの
導入、旧エアロが消滅くらいでしょうか。
バスラマとの違いは所有車両の全データ掲載！


・・・・社番・ナンバープレートが掲載されてないんですけど　ＯＴＺ


バスラマも、メーカー・用途別の台数リストのみで社番などの掲載はありませんでした。
おそらく空港交通の社内的な事情から掲載が出来ないのでしょうが、それなら空港交通
の興味深い社番の付け方を紹介してほしいかったものです。まあバスラマ見れば分かるんですが。

路線バス全方位レポートは広島県。３回に分けての掲載で、今号は広島市に本社があ
るバス会社。コミュニティバスの考察記事は、読み応えがあります。
なお、今号は「愛しいバスたちよ」、「神奈中全線乗車記」は休載。残念。

今回の移籍車両クイズは難問。じょうてつのＵ－ＬＶ３１４Ｌの元事業者を推理なんて！
Ｕ規制の６ＱＡ２エンジン搭載のバスを入れていた事業者が勉強不足で分かりません。
と、毒はこの辺にしておいてバスマガお約束の誤植ですね。Ｐ－ＬＶ３１４かＵ－ＬＶ３２４
として考えますと、ブラックサッシ・富士７Ｅから東武等が考えられます。リヤがバス協テ
ールでパイプ椅子なら東武で間違いなしですが、マーカーランプが有という根拠薄な理
由で・・・











小田急バスでしょう。

移籍車両クイズだけでなく、今号は誤記・誤植が多すぎです。バスマガらしいといえば
らしいのですが、ちょっとひどすぎますね。分かる人が見れば、「仕方ねぇな、バスマガ
は」で済みますが、バスラマに比べ販売書店も多いだけにそれなりの責任をもう少し感
じてほしいです。まあ、あの怪作・迷作「Ｔｈｅバス」の出版社ですから多くを望んではい
けないんでしょうが。

以上今回は辛めの感想となりましたが、あくまでも小生の感想ですので。もちろん購入
させていただいておりますので←変なフォロー
次号はふそうの中型バスオールガイド、バス初めて物語（モ○タンとか岡ま○みとか出て
きそう、バビンチョ 古  ）。ぜひ事業者特集がバスラマで近年取り上げられていない所を
希望したいものです。京阪とか近鉄とか←しつこい