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2018年から主だった更新は別ブログ(2つ目のブログ)で行っています。
こちらのブログは画像ファイルの残量を活用すべく、「右斜め後からの1枚」シリーズを細々と更新中です。

「右斜め後からの1枚」とは、右斜め後から記録したバス車両の画像を並べるだけというお手軽な内容となっています。多少でもお手軽さを減らすべく、その月に記録した画像をメインにするというルールを課しています。



宮崎22か816.2023年9月宮崎県宮崎市「生目台東5丁目」停留所で記録。
今回は「右斜め後からの1枚」シリーズ初であり、おそらく最後となるであろう富士6Eボディを架装したRMを右斜め後から。宮崎交通が昭和63年に導入した生え抜き車両です。

富士6Eボディとは、ごく簡単に言えば大型路線車ボディ5Eを中型路線車にしたタイプです。リベット付のいわゆるモノコックバスからスケルトンバスがもてはやされるようになった1980年代初頭、富士重工は当時のカタログに「ヨーロピアン・キュービックスタイル」と紹介した5E・6Eボディの製造を開始しました。製造当初は外板の見えるところにも多少リベットを使用していましたが、設計変更で独自のリベットレス・パネル式の流麗なボディとなりました。

後面側は丸みを帯び、貸切車ボディと同様のデザインを採用しているのも5E・6Eボディの特徴です。エンジンリッドは2分割で観音開きのフルオープンタイプを路線車ボディ・貸切車ボディとも共通採用しています。旧来のボディに比べればエンジンなどの点検整備性を大幅に高めましたが、ドアのように開いたパネルが整備の際意外と邪魔に・・・。ユーザーは上部に開くタイプを評価し、2分割で観音開きのエンジンリッドは主流となりませんでした。
事業者の好みが強く出るテールライトですが、この頃の宮崎交通はオーソドックスなバス協タイプを採用しています。




宮崎22か816.2023年9月宮崎県宮崎市「宮崎駅」で記録。
左斜め前からの画像。
前扉・中扉とも折戸仕様を採用しています。車内のシートは長距離利用者に配慮し、1人掛けシートは前方扉側のみ、大部分は2人掛けシートを配置した着席重視の仕様となっています。また運転席側の中央部には網棚も装備しています。
当然ながら棒ギアMT車。いまや懐かしさすら感じる運転操作で宮崎市内を駆け巡ります。なお画像の車両は何らかのイベントの一環で、車内にランタンを飾っていました。



宮崎22か816.2023年9月宮崎県宮崎市「宮崎駅」で記録。
せっかくなので左斜め後からの画像も1枚。
古参車がいまなお現役な宮崎交通ですが、さすがに登場から30年以上経過していることと、UD・富士重工の部品も手に入りにくい状況から、急速に代替が進んでいます。状態が良さそうな画像の車両も、左側面後部に布テープを使用したお気軽補修も見られることから、先はそう長くないのかもしれません。



そもそも、令和の時代に富士6Eボディと日野初代丸目2灯RJがこんなふうに並ぶ光景を見られることが奇跡なのかもしれません。



宮崎22か816.2023年9月宮崎県宮崎市「宮崎駅」で記録。
今回見ることが出来た富士6Eボディ車は2台だけ。もう1台の車両も右斜め後からの画像を並べておきます。こちらの画像のほうが手ブレが少ないかも。
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