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いささか旧聞になりますが、11月11日に茨城交通が民事再生法を申請しました。数年前
に不採算事業の整理と債権放棄を柱に経営再建を行っていると考えていただけに、この
結末は予期せず、バス事業の取り巻く状況の厳しさをまたしても感じることになりました。

今回の水戸訪問ではある種の感慨を含め、茨城交通のバスを眺めました。

1554









水戸22あ1515.
UDの貸切車。この「なんともいえない」塗装デザインさが、失礼ながら茨城交通らしいと小
生的に感じます。

826r









水戸200か826.
近年登場した高速車は、コーポレートマーク(新社紋?)をデザインした新塗装で登場。
またも非公式側からの画像だけですが。

なお、今回はいつものバス画像のよせ集めではなく、感じたことを徒然なるままに書き連
ねた極めて「ブログ」らしいエントリとなっております。タイトルとカテゴリに違和感のある
内容となっていますので、御注意ください。


水戸には学生時代に何度か訪れました。その頃の茨城交通の路線車は、既に手の込ん
だデザインの旧塗装車はほとんど見かけず、現在のいわゆる常陽銀行カラーとなってい
ました。当時の小生はとりたててバスに興味があったわけでもなかったので、パッと見た
ところモノコックの車両も走っていないようだし、西武バスに似たボディの車ばかりだとい
う印象でした。ちなみにこの頃購入した茨城交通のバス回数券には、今は無き「茨交エブ
リー」の広告が入っていました。

1889









あれから10年ちょっと。
水戸駅北口のバスターミナルに並ぶ茨城交通のバスは正直なところ、当時とそれほど変
わっていないという印象をもちました。変わっていないという印象に違和感を持たれる方も
いらっしゃると思います。確かに新たな移籍車の導入で、当時活躍していた車両は入れ替
わっていることは間違いありません。しかし、多数の7Eボディの車両に当時見た5E・6E
の活躍する姿を見ると、「西武バスに似たボディの車ばかり」という10年前に感じた第一
印象が変わらなかったからです。逆にエルガが増えつつある埼玉県内の西武バスの現況
は、自分の持つ西武バスの印象から「随分変わった」と感じることになるのですが。

5Eや6Eは茨城交通でも当然「減りつつある存在」であり、ファン向け書籍等でもそのように
取り上げられています。栃木の関東自動車では5Eを減りつつある存在と認識していたにも
関わらず、茨城交通ではまだまだ活躍している存在と考えているところに矛盾がありますが。

2120









そんな「西武バスに似たボディの車ばかり」の茨城交通の姿も、まもなく大きく変わること
になるでしょう。新聞紙上では、新たな有力スポンサーとして関東鉄道の名が挙げられて
います。もっとも茨城交通HPを見ると白紙を強調しており、飛ばし記事なのか、関係者か
らのリークによる何らかの意図を持ったものなのかは分かりませんが・・・。
そう考えると、自分の印象が変わる前の姿を見ることに「なんとか間に合った」のかもしれ
ません。

現状の車両等については、素晴らしいサイト様がたくさんありますのでそちらを御参照い
ただければと思います。今回撮影したヘボい画像は、数年後大きく変わった茨城交通を
再訪した頃に並べることにします。「西武バスに似たボディの車ばかり」という印象だった頃
というようなエントリで。
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