立川で見たバス２０１０冬（西武バス編その１）

１２月に立川競輪場送迎無料バスを記録することが恒例となっている小生。もちろん、無
料バス以外の車両も記録しています。前回の千葉で見たバス同様、撮りためたままだっ
た画像をよせ集め「立川で見たバス２０１０冬」として更新。更新回数はノルマにしないと言
いながら、１年以上しみついた習慣を簡単に変えられず。今回はおおむね２０１０年１２月
に立川で記録した西武バスのＫＬ規制車を並べていきます。

なお、型式・年式は「西武バスグループ 所有車両全データ」『バスマガジン３１号』（２００８），
三推社/講談社 を参照しました。





















社番：Ａ１－７１７．ＫＬ－ＵＡ４５２ＭＡＮ（０１年車）。
西武バスの東京都内路線は主に西武池袋線・西武新宿線・ＪＲ中央線の各駅間を南北
に結んでいます。立川駅は多摩地域有数のターミナルで、西武バスも多くの路線が発
着しています。かつて多く見られたツーステップ車は姿を消し、記録出来た車両はＫＬ規
制車のみで車両代替が進んだ感。まずは富士新７ＥボディのＵＡワンステップ。
西武バスでは当たり前の存在だった富士ボディも確実に台数を減らしています。











社番：Ａ１－７１９．ＫＬ－ＵＡ２７２ＫＡＭ（０１年車）。
１９８０年代以降はＵＤ車をメインに導入してきた西武バス。ということでノンステップ車は
このフルフラット仕様タイプが中心となります。いかにも燃費の悪そうなＡＴで重機のよう
な走行音が特徴。

社番：Ａ２－７８１．ＫＬ－ＵＡ２７２ＫＡＭ（０２年車）。
西武バスでは以前から運行本数を太さで表した乗継路線図を電車・バス内にひっそり掲
示していました。近年「駅と駅をショートカット」のキャッチフレーズで大きくＰＲし、画像の
ような左側面後部に乗継路線図をラッピングした車両も在籍しています。ただ走行中は全
く読めないのが難点。「知っている人しか使えない」と言われることも多い路線バスですが、
まずどこを結んでいるのかＰＲする作戦は小生的にアリと思います。











社番：Ａ３－８８６．ＫＬ－ＵＡ２７２ＫＡＭ（０３年車）。
西武バスは富士重工ボディを２００３年の製造終了まで導入。最終導入に近いフルフラッ
トノンステップ車。





















社番：Ａ３－８９９．ＫＬ－ＵＡ４５２ＭＡＮ（０３年車）。
富士ボディ製造終了により大型乗合車も西工ボディが登場。まずはワンステップ車。











社番：Ａ３－９１４．ＫＬ－ＵＡ２７２ＫＡＭ改（０３年車）。
西工ボディでも登場したフルフラットノンステップ車。フルフラット仕様ノンステップ車を
これだけ導入した民営事業者は珍しいです。





















社番：Ａ４－９７８．ＫＬ－ＵＡ４５２ＫＡＮ改（０４年車）。
国交省仕様ノンステップバス制定により、前中扉間ノンステップ車も登場。
西武バスではノンステップバスをライオンズのレオマークでアピールしていました。２００５
年頃にレオマーク貼り付けは中止し、レオマークの貼られた既存車両もボディ再生時に
姿を消しています。正面・左右側面それぞれ向きの異なるレオマークを貼ったノンステッ
プ車もこのあたりを残すのみとなっている模様。





















社番：Ａ４－２０．ＫＬ－ＵＡ４５２ＭＡＮ（０４年車）。
西武バスではノンステップ車とワンステップ車を並行導入しています。ということで同年
式のワンステップ車も並べておきます。