細々と更新しています
8月に徳島へ出かけた際に記録したバス画像のよせ集め「徳島で見たバス2012」。 徳島県内では徳島市・鳴門市・小松島市の3市で公営バスを運行していますが、徳島 市は路線移管により縮小、鳴門市は今年度をもって撤退と衰退著しい状況です。 そして小松島市も6月に発表した「小松島市運輸事業基本計画」に基づき、10月に一部 路線廃止を含む再編を行います。基本計画では、25年度中に市営バスを継続するかど うかを決定するということも盛り込まれていることから、小松島市営バスの命運が決まる 1年となりそうです。画像は小松島市営バス営業所前の路線案内板。 ということで、シリーズ最終回となる今回は、小松島市営バスこと小松島市運輸部の記録 出来た車両を並べていきます。 なお、ノンステップバスの型式は『年鑑バスラマ』・『バスラマインターナショナル』各号掲載 の「ノンステップバス導入一覧表」を参照しています。また、年式は判明したものについての み記しています。 徳22か826. まずは前後扉仕様の三菱ふそうMK古参車。もちろん「徳22か」ナンバーで、バンパーや テールライト周りなどのメッキパーツなどのこだわり仕様がポイント。4度目の徳島訪問で 初めて見ることが出来ましたが、正直まだ在籍していたことに驚き。 徳島22き204. 徳島22き203. 上下で車両が異なり失礼。前中扉仕様となった三菱ふそうMK。 今回記録出来たツーステップ車は以上、「痛快エブリディ」ラッピングが残るモデルチェン ジ後のMKなどは2011年編を御参照願います。 PR
8月に徳島へ出かけた際に記録したバス画像のよせ集め「徳島で見たバス2012」。
今回の徳島市営バス編その2では、循環バス以外の記録出来た車両を並べていきます。 記録場所が徳島駅前ですから、徳島バス編同様に2011年に更新した車両とほぼ同じ ものとなっていることを、あらかじめ御了承願います。 なお、ノンステップバスの型式は『年鑑バスラマ』・『バスラマインターナショナル』各号掲載 の「ノンステップバス導入一覧表」を参照しています。また、年式は判明したものについて のみ記しています。 <UD車> 局番:N.55.KK-RM252GAN改(04年車)。 徳島市交通局の在籍車両はいすゞ車中心で、他メーカーは少数となっています。特に 少数だった三菱ふそう車は、昨年の路線再編で市原~文化の森間シャトルバスが廃 止にともなう専用車廃車で、おそらく在籍無しと推測。 まずはUD車。記録出来たUD車は西工ボディのRMのみで、富士5E・6Eボディの車両 は今回も見られませんでした。 <日野車> 局番:H.327. 記録出来た循環バス以外の日野車は2台のみで、しかも2011年編で並べた車両 と同じ。U規制車の中型車で、前面広告看板・扉側のラッピング・後側ラッピング・運 転席側広告看板と見事にバラバラ。 局番:H.505.KC-HU2PMCE(99年車)。 徳島県内初のノンステップバスとなったブルーリボンノンステップ。初期ATノンステップ車は 自動車NOx・PM法の対策地域外でも引退する事例も出てきていることから、在籍確認とい うことで並べておきます。
バスに関する書籍を買ったらブログに書くシリーズ、今回は5月に刊行された『BJハン
ドブックシリーズR77 茨城交通』です。今さらの更新となったは、夏休みにようやく水戸 へ出かけたというだけの理由です。 水戸200か1102.PKG-LV234N2(10年車)。 さて、本書の内容はこれまで同様、紀行編・歴史編・車両編の3部構成。終点の風景は 「蛇穴(じゃけつ)」です。趣味誌で茨城交通が取り上げられたのは2012年1月刊行のバ スマガジン51号以来となります。かなり短いインターバルでの刊行ですから、掲載車両に 12年導入車とその代替廃車が少々あったくらいで大きな変化はありません。しかし、茨城 交通のみで丸々1冊ですから、ページの都合上やや物足りない内容だったバスマガジンと 比べ、バス黄金時代から経営危機といった波乱万丈な歴史編や車両紹介ではバリエーシ ョン豊かな移籍車をそれぞれ掲載しており読み応えがあります。 画像は茨城交通で久々の自社発注大型車となった、いすゞLVノンステップ車です。 感想はこのくらいにして、以降はいつものように水戸や都内で記録した画像を自己満足的 に並べていきます。今回はいつもにも増してボリュームのある、画像よせ集めとなっており ます。なお、型式・年式は掲載の車両リストを参照しました。
「宮崎交通のバス2012」と題したバス画像のよせ集め。今回のその2では、7月に宮崎
駅前で記録出来た一般乗合車の中から、古参格の84・85年車を並べていきます。 なお、型式・年式は「宮崎交通所有車両全データ」『バスマガジン16号』(2006), 三推社/講談社を参照しました。 宮崎22か579.P-RJ172BA(84年車)。 一般乗合車のほとんどが中型車という陣容の宮崎交通。今回記録出来た最古参は84 年登録車。ここに並べた以外の車両も複数台見かけたことから、そこそこの台数が在籍 している模様。ポンチョなどの新車導入で車両代替は進められていますが、いかんせん 80年代に導入した車両が多いことから全車置き換えのメドがたたない状況といえます。 とはいえ、車両を大事に使うことで知られている宮崎交通ですから、古参車といっても状 態は非常に良好。まずは日野丸1つ目ヘッドライトのRJ。宮崎交通では今も主力的存在 モデルの1つです。 宮崎22か604.P-LR312J(84年車)。 宮崎22か597.P-LR312J(84年車)。 丸1つ目ヘッドライトの日野RJとともに、宮崎交通の主力的存在モデルがいすゞのLR。 上下で車両が異なり失礼。
8月も終わりになり、そろそろ涼しくなってほしいものでが、依然として厳しい暑さが続い
ています。ブログ更新のネタ集めの為、街角でバスを記録するのはまさに苦行。ブログ 殉職にならぬよう、もうしばらく熱中症対策をしていかなければならないようです。という わけで、月末恒例のバス雑誌の感想という名の二階級特進。偶数月はバスラマこと、 『バスラマインターナショナル 133号』です。 巻頭は「いすゞエルガハイブリッド登場!」。第42回東京モーターショー2011に「参考 出品」という形で展示されたハイブリッドバスが販売開始となりました。いすゞのハイブリ ッドバスは蓄圧式の「CHASSE」以来16年ぶりとのこと。いすゞエルガハイブリッドは 「可能な限りの低価格を目指し、コスト面で最も優位性の高いパラレル式 」で、「大型 車に適した米イートン製のハイブリッドコンポーネントをAMTとともに採用 」しています。 画像は第42回東京モーターショー2011で記録したものを再掲。 外観はこれまでのエルガノンステップ車と同じとなっていますが、これは「バッテリーを 含むハイブリッドシステムを全てベースのボデー内に収めているため 」です。「室内最 後部右側にバッテリーとインバータを配置するため、座席定員は3人減、重量は+330 Kg 」となりましたが、「全高も在来車と変わらず、同一の運行ルートを走れるなど利点」 もあり、「ベース車を最大限活用したことで、低公害バスとしては比較的購入しやすい 価格設定 」を可能としました。 機械式ATの採用は「CHASSE」以来となりましたが、「CHASSE」のハイブリッド装置 は早々に取り外されてしまい、結果的に機械式ATの使いづらいバスとして姿を消してい きました。さすがにエルガハイブリッドはこんなことにならないでしょうが、多少気がかりな ところでもあります。 「エルガハイブリッドはいすゞの専売商品」ということで、ジェイ・バス陣営の2社で「同等 の商品が競合する形」になります。これまで日野BRCハイブリッドの独壇場だっただけに、 事業者側からすればようやく誕生した比較検討可能な競合モデルとなりそうです。市販1 号車がどこになるのか楽しみです。 カラーページではこのほか、「OPEN or CLOSED -スカイホップバスとスターファイタ ー-」と題し、日の丸自動車興業が運行する「スカイホップバス」とウィラー・トラベルの募 集型企画旅行専用車の「スターファイター」を紹介。 社番:OP-13. 「スカイホップバス」は「既存のオープントップ2階建てバス「スカイバス」をベースにした乗 降自由な路線バス 」です。スカイホップバスは画像のオープントップバスのほか、「運転席 より後方の大部分をガラス張りにして眺望を確保した」三菱ふそうエアロバスで運行して います。「スターファイター」は体験型アトラクションバスというだけあって、内装など相当こだ わって造られており、下衆な表現ですが「スゲー」という感じです。 特集は「改めてバスの安全を問う Ⅳ」。今回は読者投稿と、「バスの安全と行政の役割」と 題し、国土交通省自動車局の担当者へのインタビュー記事となっています。インタビュー記 事後半は地方のバス路線の今後のあり方・活性化についても言及しています。 |
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