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忍者ブログの仕様変更とやらで、無料ユーザーのブログには9月28日から最新エント
リ下部などに広告が掲示されるようになりました。低賃金に悩む小生が、不人気ブログ
で一儲けを企みはじめた訳でないことをあらかじめ御報告いたします(考えすぎ)。
かつては「広告少な目」が売りだった忍者ブログも、変わりつつあるようです。拙ブログ
をマメにご覧の方は、若干読みにくい配置となり申し訳ありません。タダ乗りユーザー
故、この配置でお付き合いいただきますよう、宜しくお願い致します。また、9月30日を
以てトラックバック機能が廃止されます。トラックバックいただいた方々、ありがとうござ
いました。

さて、「電力使用制限令」解除にともない、拙ブログの更新回数制限も解除。楽な方に流
れがちな小生自身にムチをいれていく所存。というわけで、月末恒例バス雑誌の感想とい
う名の直線捲くり。奇数月はバスマガこと、『バスマガジン 49号』です。

巻頭特集は「沖縄のバス Enjoy Guide 2011」。沖縄の路線バスに乗りに行こう!!のサブ
タイトルの通り、運行本数の比較的多い路線バスを利用して行くことが出来る沖縄本島各
地を紹介しています。海の見える場所や観光地はもちろん、

開南交差点









県庁北口交差点や開南といった小生の沖縄定番スポットも紹介、さすがマニア向け雑誌。
画像はバス停位置の関係で、左車線から右折する開南交差点。信号の事情を知らないレ
ンタカーが飛び出してきてヒヤリ・ハットな交差点でもあります。

那覇バスターミナル旭橋









ちなみに、那覇バスターミナルの111番高速バス乗り場や対面にあるバス停は「旭橋」。
那覇バスターミナルは通りますか?と思わず聞いてしまうことが多い、沖縄初心者を悩ま
せるポイント。89番糸満線は那覇バスターミナルを起点に、開南を経由して反対側の旭
橋を通るルートなのでご注意を。

165









沖縄22き165.
特集は車両についても細かく紹介しています。沖縄バス・東陽バスに在籍するナナサン
マル保存車は当然のこと、「引退の続く 沖縄仕様の車両たち」として90年代前半頃まで
に登場したトップドアの自社発注車も紹介。

45









沖縄22き45.
それにしても、ライトベゼルの色が微妙なこの車両を勿論、那覇バス市外線からP規制
車のキュービックが引退したとは驚き。シートだけでも再利用して、東武移籍車のパイプ
椅子を取り替えてほしいものです。

さらに、「沖縄本島4社最新車両ガイド」として、貸切車を含む自社発注の新車はもちろん
スカイマークランプバスで活躍する名古屋市交通局3扉移籍車、京王電鉄バスグループ
からのセレガ移籍車といった比較的最近導入された車両も紹介。移籍車追跡マニアの小
生的に沖縄は来年行けばいいか、と思える充実ぶりです。
移籍車については元事業者毎にまとめて紹介しているので、京浜急行バスグループから
バラエティに富んだ車種が入ってきていることを実感。第一交通産業傘下の那覇バス・琉
球バス交通の2社で大量導入しているだけあって、「すでに100台を超える最大勢力とな
った
」とのこと。

328









沖縄200か328.
この車両が導入された頃、ここまで京浜急行バス移籍車が増えるとは想像出来ず。

775









沖縄200か775.
「最新車両ガイド」はかなり細かくまとめていますが、もちろん全車紹介とはいかず。
そんな未掲載車両から、沖縄バスで活躍する中型車を並べておきます。


続いて取り上げる特集は「明石市交通部バス事業完全ガイド!」。2012年3月一杯で
直営バス事業を終了し、神姫バスと山陽バスに民間移譲する明石市交通部。前号の
苫小牧市営バス特集同様、カラー・白黒ページの2部構成。市営バスの現状や在籍車
両紹介、市営バスの歴史についてもハンドブックシリーズのごとく詳細にまとめており、
非常にわかりやすい内容となっています。
明石市営バスが誕生したきっかけが、「明石市とその西部に位置する大久保町、魚住
村、二見町3町村を合併する条件の一つとして、市営によるバスを走らせることが求め
られ
」た為だったとは知りませんでした。

近年は他都市同様に経営環境が悪化し、経営健全化への取り組みが行われてきました。
そのため、市営バス運行エリアの縮小、貸切バス事業の廃止、特定バス事業の廃止と
縮小する一方でした。

132









神戸200か132.KC-UA460HAN改(98年車)。2009年に記録したものを再掲。
最終的に市営バス事業廃止の大きな理由の一つとなったのが、自動車NOx・PM法の
関係で車検継続が出来ない車両代替とのこと。なんとも寂しい話です。
ちなみに画像の車両が、明石市交通部に現在在籍する最古参車両とのこと。

特集はこの他、新たに販売を開始した「ポスト新長期適合の中・小型バスも続々登場」、
販売開始約1年経った「ポスト新長期適合モデル「ヒュンダイ・ユニバース」ロードインプレッ
ション」についての試乗紹介特集。

882









熊本200か882.
画像は九州横断バスで活躍しているポスト新長期適合モデルのユニバース。
排ガ規制が強化されるごとに販売車種・仕様が整理されていく一方の国内モデルに比べ、
ドアスイッチが国内モデル同様に蓋で隠せるようになるなど細かいところを修正してくるヒュ
ンダイ。日本市場にかける本気を感じてなりません。

バス会社潜入レポートは「ジェイ・アール北海道バス」。現在事業のメインとなっている札
幌圏を中心に紹介。いつもに増して在籍車両について紹介しているのも今号のバス会社
潜入レポートの特徴。近年増加する移籍車も写真付きでまとめるなど、手間のかかった
力作です。

527-0957









社番:527-0957.LJG-HU8JMGP(10年車)。
いつものように、小生が記録したジェイ・アール北海道バスの画像を何枚か並べていき
ます。まずはLJG規制車のBRCハイブリッドノンステップ車。

527-2304









社番:527-2304.U-HT2MLAA改(92年車)。
かなり細かい意味を持つ社番、おかげで移籍車を簡単に見分けることが出来ます。
画像は東京都交通局からの日野移籍車。側面行先表示位置変更にかなり手を加えて
いることが分かります。

524-1977









524-1977r









社番:524-1977.U-MP618N(91年車)。
札幌市交通局から引き継いだ車両は自社発注車の区分になる模様。「除籍が進んで
いる
」というエアロスターK引継車。

641-0951









社番:641-0951.PKG-RU1ESAJ(10年車)。
まだまだ少数派の現行ガーラの高速車。

事業者別この1年の話題を振り返る「Things happened in a year」は2度目の登場とな
る東急バス。川崎営業所廃止に伴う転属や、震災の影響などを紹介。川崎営業所の廃止
を小生的に実感するのが、これまで川崎駅西口北ターミナルに顔を出さなかったような車
種を見るようになったこと。

TA447









社番:TA447.
ということで、この場所でまだ違和感を覚える車両その1。BRCのワンステップ車。

TA1979









社番:TA1979.
その2、コンデンサー等エアコン機器が前方配置の初期MPノンステップ車。MPノンステッ
プ車自体は川崎市交通局の車両で見慣れているのですが。あくまでも小生的な基準という
ことであしからず。
東急バスでは巻末にも紹介されているように、創立20周年を記念して歴代塗装デザイン
の復刻車両をなんと5台も運行するという企画を開始しています。ミルキーウェイカラーだ
けでも記録したいところです。

「全国バスターミナル探訪」は2011年に移転した新宿駅JR高速バスターミナル。

ターミナル









場所は本文にもあるとおり、新宿駅よりも代々木駅東口の方が近い位置にあります。
かつて、新宿駅新南口階下にあった旧ターミナルは、駅からの利便性は良くても施設は
都内有数の高速バス拠点とは思えない貧弱さ。繁忙期など増車が多いとすぐパンク状態
になるなど使い勝手も悪いものでした。新ターミナルは新宿駅から遠くなりましたが、待合
室やトイレなどの設備も充実したものとなっています。もっとも、明治通りへの合流はこれ
まで同様ですので、高島屋駐車場渋滞に巻き込まれるのは変わりませんが。

「事業者間移籍車話題の広場」は日立電鉄交通サービスの移籍車や道北バスの高速車
などを簡単に紹介。正直なところ何を今更・・・というような話題ばかり。元事業者判別法カ
ムバック願います。

路線バス全方位レポートは「兵庫県」の2回目。神姫バスなど、前回取り上げられなかった
事業者を紹介。

2764









社番:2764.
三宮で記録した全但バスのガーラ高速車。一時期神姫バスとの合併が報じられましたが、
どうなったのでしょうか。

1527









神戸200か1527.
六甲アイランドと主要ターミナルを結ぶ路線をメインに運行している神戸市の「みなと観光
バス」。同名事業者が淡路島にもあり、ちょっと戸惑います。会社概要を見る限り、淡路島
の「みなと観光バス」の方が古いようですが。

特集が4つもあるので、「さようなら、エアロキング」「西日本車体工業歴代バスボディ徹底
解説」のほか、最近読んだ気がしない「今号の気になりバス事業者」「全国乗合バス100
選」などが休載です。記載はないですが、「乗降ドアの変遷」も休載のようです。バスターミ
ナル紹介と交互連載の感。実は前号で終了していたのかもしれません。

今号は特集やバス会社潜入レポートなど力作揃いで、お世辞抜きで読み応えのある1冊
となっています。手抜き内容でしょうもなかった2008年頃のバスマガと、同じ雑誌と思え
ない深化は喜ばしい限りです。
次号予告は「初公開!堀川バスの絶景路線と所有車両」「急減する3ドア車、見て撮って
乗ろう!」ほかとなっています。堀川バスとはまたマニアックな・・・。川崎鶴見臨港バス移
籍車がどれくらい在籍しているのか気になるところ。ちなみに堀川バスの画像は小生手
持ちなし、どうする?3扉車特集は2008年の27号以来、2度目。27号はバスマガ暗黒
時代ど真ん中でしたので、この時の特集は少々物足りなさもありました。もっとも、後に刊
行された別雑誌の特集とは雲泥の差ですが。

A3511









社番:A3511.2011年に記録したものを再掲。
「急減する3ドア車」とあることから、関東バス・名古屋市は鉄板。乗ろう!とあることから
奈良交通も取り上げられるものと推測。次号も楽しみです。

なお、本文中の「斜字 」部分は同誌からの引用部分、掲載画像の型式・年式は掲載の車
両一覧を参照したものになります
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