右斜め後からの１枚（その１２１）

２０１８年から主だった更新を別ブログ（２つ目のブログ）に移し、こちらのブログでは画像ファイル残量の有効活用として「右斜め後からの１枚」シリーズを細々と更新しています。

「右斜め後からの１枚」は、表題通りバス車両を右斜め後から記録した画像を並べるというお手軽な企画です。お気軽さを多少でも減らそうと、その月に記録した画像をメインにするというルールをムダに課しています。

 

社番：３０５２．２０２２年２月東京都豊島区池袋駅西口で記録。

今回は国際興業バスに在籍する、いすゞＬＶを右斜め後から。

国際興業バスは２０１５年に現行ボディへモデルチェンジしたいすゞＬＶの市販第１号車を導入しました。国際興業はグループに販社を擁することから、モデルチェンジしたいすゞＬＶを導入するのは当然とはいえ、市販１号車がやってくるとは思いもよりませんでした。

画像の車両は市販１号車からだいぶ経ってから導入した増備車です。運転席側の側面窓は中央固定窓のメーカー標準仕様ではなく、すべて上部開閉の窓だったり、シートも新開発した樹脂製タイプではなく既存シートを採用しているところなどに、国際興業バスの地味なこだわりを感じさせます。

社番：３０５２．２０２２年２月東京都豊島区池袋駅西口停留所で記録。

左斜め前からの画像。

給油タンクは扉側設置の標準仕様を採用しています。
正面には「のりかえよう、モバイルヘ。」のバスマスク（蔑称：涎掛け）を装着しています。



この「のりかえよう、モバイルヘ。」のバスマスク、２０２２年初頭から交通ＩＣカード「ＰＡＳＭＯ」加盟のバス事業者がいっせいに装着する大掛かりなＰＲとなっています。
コロナ禍の減収でほとんどの事業者で「バス特」が無くなり、ＩＣ乗車券を利用するメリットは１円単位の運賃で少し安いくらい。このタイミングで大掛かりなＰＲをする意味がよくわかりません。モバイル化で車内での現金チャージ作業を無くしたいという、意思表示なのかもしれません。


さて、池袋駅西口を発着する路線バスは国際興業バスばかりですが、中野駅への路線を共同運行しているため、関東バスの車両も見ることが出来ます。




社番：Ｄ７１１１．２０２２年２月東京都豊島区池袋駅西口停留所で記録。
関東バスは「創立９０周年」を記念したバスマスクを装着。画像は日野ＫＶノンステップ車です。もちろん関東バスにも「のりかえよう、モバイルヘ。」バスマスクを装着した車両も在籍しています。