新宿西口で見たバス２０１１

たまには都内で見たバスネタで気分転換。「新宿西口で見たバス２０１１」と題したバス画
像のよせ集め。忘れた頃に更新するシリーズとして復活です。
今回は京王電鉄バスグループの昼行高速車を並べていきます。主要ターミナルである新
宿からは中央高速バスや静岡方面への路線を運行中。夜行路線も一時期は撤退や一部
路線の西東京バス移管など行い縮小していましたが、分社化により近年はネットワークを
拡充しています。

なお、型式・年式はＢＪエディターズ（２００７）『ＢＪハンドブックシリーズＲ６２ 京王電鉄バス・
西東京バス』とバスラマインターナショナル各号を参照しました。

＜日野車＞










社番：Ｋ６０００１．ＫＣ－ＲＵ３ＦＳＣＢ（００年車）。
京王電鉄バスグループの高速車は日野と三菱ふそうで揃えられています。
ということで、行先表示が正面「幕」・側面「サボ」でなっているセレガ。車高が低いＦＳ仕
様で、この安っぽさが京王チック。自動車ＮＯｘ・ＰＭ法の関係で、このあたりのＫＣ規制
車が古参格となります。

社番：Ｋ６０２０３．ＫＬ－ＲＵ４ＦＳＥＡ（０２年車）。
００年から導入を開始したセレガＲ。先代セレガ同様にハイデッカーのＦＳで、ほとんどの
車両が折戸・逆Ｔ字側面窓・トイレ付き仕様となっています。
どういうわけだか、正面の行先表示やヘッドライト周りの色にバリエーションがあり、この
車両は全て白色となっています。











社番：Ｋ６０４０５．ＫＬ－ＲＵ４ＦＳＥＡ（０４年車）。
ヘッドライト周りなどがグレーとなっている車両。このタイプがカタログ純正仕様です。











社番：Ｋ６０４０９．ＫＬ－ＲＵ４ＦＳＥＡ（０４年車）。
そして行先表示周りだけが白いタイプ。











社番：Ｋ６０５０３．ＫＬ－ＲＵ４ＦＳＥＡ（０５年車）。
後述しますが、０４～０５年は日野の高速車が大量増備されました。その反動かモデル
チェンジ後の現行セレガの導入は今のところありません。そのため、京王電鉄バスグ
ループで未だ最新の日野高速車となっている０５年車。ヘッドライト周りなどのバリエー
ションはこれまで同様、画像は純正タイプで揃えられた車両。











社番：Ｋ６０５１０．ＫＬ－ＲＵ４ＦＳＥＡ（０５年車）。
セレガＲの高速車に少数在籍する側面Ｔ字窓仕様の車両。行先表示周りが白いタイプ。

＜三菱ふそう車＞










社番：Ｋ５０１６２．ＫＬ－ＭＳ８６ＭＰ（０１年車）。
続いて三菱ふそう車。日野車同様、折戸・側面逆Ｔ字窓・トイレ付き仕様のエアロバスが
主力となっています。社番の数字がやたら大きいのは、当時京王電鉄本体と京王バス
各社で社番を区分していた関係から。











社番：Ｋ５０３０１．ＫＬ－ＭＳ８６ＭＰ（０３年車）。
三菱ふそうの高速車はコンスタントに導入してきましたが、リコール騒動の一件で０４年に
登場した１台を最後にしばらくお休みの状態となりました。











社番：Ｋ５０６０４．ＰＪ－ＭＳ８６ＭＰ（０６年車）。
ひっそりと三菱ふそう車を０６年から導入再開、灯火規制に対応したＰＪ規制車のエアロ
バス。仕様は大きく変わらず。











社番：Ｋ５０６１０．ＰＪ－ＭＳ８６ＭＰ（０６年車）。
側面Ｔ字窓の車両は貸切車となっています。とはいえ、高速車に対応可能な装備となって
おり、増便で活躍しているところをよく見かけます。











社番：Ｋ５０９０２．ＢＫＧ－ＭＳ９６ＪＰ（０９年車）。
０９年から登場したエアロエース。トイレ付の直結冷房３本トランク仕様となっています。











社番：Ｋ５１００４．ＢＫＧ－ＭＳ９６ＪＰ（０９年車）。
１０年登場の一部車両はゆったりしたＳクラスシートを装備し、松本線で活躍中。