那覇市内で見たバス２０１５（東陽バス編その２）

２０１５年５月に沖縄県那覇市内へ出かけた際に記録したバス画像のよせ集め「那覇市内で見たバス２０１５」。
今回の東陽バス編その２では、記録出来た「沖縄２００か」ナンバーの車両画像を並べていきます。かなり短い滞在で那覇バスターミナル周辺をウロウロしていただけで終わってしまい、城間線の運用車両ははなから見にいくこともしませんでした。そのため中型車の画像すらない中途半端なものとなっていることを、あらかじめおことわりしておきます。

※なお、型式・年式を「沖縄本島４事業者 在籍車両一覧」『バスラマインターナショナル １５０号』
（２０１５），ぽると出版 を参照し追記及び本文の修正を行いました（２０１５年７月３日）。

    

沖縄２００か８３．Ｐ－ＨＴ２３３ＢＡ（８８年車）。
東陽バスでは移籍車を内部の扉埋めにとどまらず、外観も扉自体を無かったことにする大改造を行っていました。画像の車両は中扉を綺麗に無くした横浜市交通局からの移籍車。戸袋窓を後部に再利用したため、前後扉のように見えるのが特徴。Ｐ規制の古参車ですが、フルカラーＬＥＤ行先表示を装備しています。側面の行先表示は窓部に設置しています。

沖縄２００か１２８．Ｐ－ＨＴ２３５ＢＡ（８８年車）。
前後扉仕様でＰ規制車の日野ＨＴは東武バスからの移籍車。このあたりの移籍車から外観の扉埋めまでは行われなくなりました。後扉の外観は残っていますが、車両により側面の行先表示を窓下前扉横に設置する手の込んだ改造は継続しています。




沖縄２００か２９５．Ｐ－ＨＴ２３３ＢＡ（８９年車）。
千葉交通からＰ規制車のＨＴ移籍車もフルカラーＬＥＤ行先表示を取り付けることになっているとは。ちなみにこのあたりの移籍車から側面行先表示の窓下設置をやめ、元事業者の巻き取り機を活用しています。

         

沖縄２００か３４７．Ｕ－ＨＴ２ＭＬＡＡ（９２年車）。
かつての沖縄では元自家用のスクールバスや企業送迎車だったトップドア車を乗合車に改造して導入する事例が少ないながらありました。画像の車両もそのような経緯をもつ移籍車で、トップドアで２人掛けシートという装備は当時の沖縄の路線バスとして最適だった模様。Ｕ規制車ながらオプションの角目ヘッドライトを装備していますが、東陽バスの一般乗合車では角目ヘッドライトは未だ少数派という状況・・・。側面行先表示はサボ掲示となっています。




沖縄２００か３５９．Ｕ－ＨＵ２ＭＬＡＡ（９３年車）。
近畿地方の事業者からの移籍車も導入しており、中でもまとまった台数在籍しているのが南海バスからの移籍車。東陽バスには側面全引違窓仕様のタイプが移籍しています。側面行先表示は後扉横のものを活用するというわけにはいかず、サボ掲示となっています。



沖縄２００か３７３．Ｕ－ＨＴ２ＭＭＡＡ（９１年車）。
前中扉仕様のＨＴは京浜急行バスでワンロマ車だった移籍車。側面行先表示はやはりサボ掲示。




沖縄２００か４３２．Ｕ－ＨＴ２ＭＬＡＡ（９３年車）。
「わった～バス党」の広告を掲示した南海バスからの移籍車。




沖縄２００か４５５．Ｕ－ＨＴ２ＭＬＡＡ（９４年車）。
せっかくなので南海バスからの移籍車をもう１台。



沖縄２００か４５８．Ｕ－ＨＴ２ＭＭＡＡ（９３年車）。
こちらはＭ尺と少々長い南海バスからの移籍車。長いといえば、東陽バスには千葉内陸バスからのＰ尺という長尺移籍車も在籍していますが、今回見ることは出来ませんでした。