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バスに関する書籍を買ったら、感想めいたものをブログに書くシリーズ。
今回は6月上旬に刊行された『BJハンドブックシリーズS92 奈良交通』です。前号『朝日バス』の刊行は予定よりだいぶ遅れましたが、今号は予定通りの刊行となったため、間を空けず感想めいたものを書くことになりました。

440

奈良22き440.U-HU2MPAA(95年車)。
 BJハンドブックシリーズでは2002年のニューハンドブックスNo.38以来となる「奈良交通」。掲載事業者は奈良交通と子会社のエヌシーバスの2事業者で、2016年3月1日現在の在籍車両をもとに編集しています。
   
内容は車両編・歴史編・紀行編の3部構成です。車両編の掲載写真は、粗い&コントラストの調整がイマイチで特に黒サッシ&UVガラスの側面窓はほぼツブれているハンドブックシリーズクオリティです。車両の解説部は前作と比べると紹介ポイントが若干変化しており、中扉のスロープ板装備の有無や左後輪カバーの装備有無、ガラス色などが省略されています。奈良交通の在籍車両は保存車的存在の66年式いすゞボンネットバスや特装車両を除くと、94・95年車が古参格となっています。前作にも掲載された車両がそれなりに残っていることになりますが、2010年以降の新車大量導入で一気に置き換わったという印象。エヌシーバスは前作刊行時点で4営業所に乗合・貸切車あわせて74台を保有していましたが、現在は「乗合、貸切の一部と特定を本体に戻した 」こともあり、郡山営業所のみ13台に激減。エヌシーバス独自の貸切車塗装デザインも既に過去帳入りした模様。
歴史編は前作掲載分をベースに近年部分を大幅加筆しています。「終点の構図」は才谷。紀行編は「山の辺の“さくらみち”」と題し、桜の時期の取材にあわせた1泊2日の乗り歩きルポです。奇しくも前作の種村氏による紀行編同様、新宿駅から夜行高速バス「やまと号」でスタートしていますが、運行車両はダブルデッカーからハイデッカーとなり、始発地は新宿西口高速バスターミナルから「バスタ新宿」へ移動しており、14年の時の流れを実感。

感想めいたものはこのくらいにして、今回の感想めいたものを書くために撮りためた小生手持ち画像を並べていきます。なお、本文中の「斜字 」部分は本作からの引用部分、型式・年式は掲載の車両リストを参照しました。
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都知事の資質が問われるようなことが、次から次に明らかになってくる今日この頃。よくもまあセコいことを積み重ねたもんです。これならカバンに5000万円が入らなかったほうがマシだったのかもしれないんだから、いかんともしがたいところです。というわけで、バス雑誌の感想という名の第三者の厳しい目。奇数月はバスマガこと、『バスマガジン 77号』です。

『バスマガジン』の最新号を手にとった小生がまず行うことといえば、前号で予告していた記事が掲載されているのか第三者の目で厳しく(←しつこい)調べること。ちなみに前号の予告では、 「いすゞ・ニューエルガミオ デビュー記念!! テストコースで、街中で、乗り倒しレポート」、「はとバスが新規導入したバンホールの2階建てバス その車両&装備、そして運用と走行を徹底紹介」、「気がついたら続々と運用されていた!?一度は乗っとけ!!全国の連接バス大集合」、「正直、見るのが辛い・・・でも見ずにはいられない ヤバい、痛すぎ!!それでも走る”痛バスガイド”」ほかとなっていました。小生は、メーカー・事業者からのパブリシティー込みの記事は掲載され後半2つのは掲載無しと予想しましたが、結果は見事に的中!誰もが予想した通りの結果過ぎて泣けてきます。

つまり、今号もメーカー取材記事およびメーカー絡みのパブ記事が目立つ相変わらずの内容ということです。毎号毎号よくもまあ同じようなところからのパブリシティな記事を載せられるもんだと思います。そんなわけで、特集などについては皆様方にお読みいただくということで省略させていただきます。新車記事などは、バスラマやバスライフにも同じ内容のものが掲載されることですし。
バスに関する書籍を買ったら感想めいたものをブログに書くという、終わりなき大河シリーズ。
今回は4月下旬に刊行された『BJハンドブックシリーズS91 朝日バス』です。 
 


社番:1033.KK-RX4JFEA(04年車)。2016年4月に記録。

朝日自動車グループはBJハンドブックシリーズで2005年刊行のR54以来、2度目の登場となります。当初の予定よりも刊行がだいぶ遅れましたが、BJエディターズ公式ホームページによると、朝日自動車が3月に導入した新型エルガを表紙に掲載するためだったとか。掲載内容は2016年2月1日現在の在籍車両をもとに編集しているので、表紙の車両が本文中に掲載無しというイレギュラー的な1冊です。

さて、朝日自動車グループは1980年代後半以降、東武鉄道直営の路線バスを肩代わりすることで事業規模を拡大し、グループ内の再編などを経て現在に至るという状況です。掲載事業者は朝日自動車・関越交通・川越観光自動車・阪東自動車・茨城急行自動車・国際十王交通・日光交通・東北急行バス・桐生朝日自動車のグループ11事業者となっています。
 
内容は車両編・歴史編・紀行編という、いつも通りの3部構成です。在籍車両は前作で掲載された車両がそれなりに残っていますが、東武鉄道から路線を肩代わりした際にあわせて引き継いだ転籍車両は引退。また、前作刊行後に貸切事業を大幅に縮小したため、いわゆる観光バスタイプの車両が激減したことも大きな動きと言えます。歴史編は前作掲載分に近年の動きを加筆した程度です。「終点の構図」は国際十王バスの葛和田。紀行編は「江戸川・利根川をさかのぼる!」と題し、1日目は埼玉の吉川からスタートし江戸川をさかのぼるかたちで関宿まで、2日目は利根川上流の沼田・水上をめぐるという1泊2日の乗り歩きルポです。2005年の前作は東武バスとセットで埼玉を中心にめぐる旅でしたので、今回は茨城急行からスタートしていますが、さすがに運行エリアが繋がっていない阪東自動車や日光交通を乗り歩きに含めるのは難しい模様。

車両編の掲載写真は、やはり粗い&コントラストの調整が酷くて側面窓形状が分かりにくいものが見られるここ最近刊行のハンドブックシリーズクオリティです。車両の解説部も型式によってはあっさりしすぎではないかと思う簡略版という印象。貸切車などには、前作刊行後さらにグループ間移籍した車両も在籍していることから、前作もあればより資料性が増すといえます。

感想めいたものはこのくらいにして、今回の感想めいたものを書くために撮りためた小生手持ち画像を並べていきます。なお、本文中の「斜字 」部分は本作からの引用部分、型式・年式は掲載の車両リストを参照しました。
5年前に「バスラマ 128号」の感想めいたものを書いたエントリに2枚ほど画像を追加しましたことをご報告させていただきます。

わずか2枚の画像を追加しただけでブログの更新をするのもどうかしていますが、今後の更新予定もかねているということでご容赦を。



今年の大型連休に青森市周辺へ出かけました。
青森県へ出かけたのは、今は無き十和田観光電鉄の鉄道線に旧型車両が走っていた2002年以来。青森市へはお恥ずかしながら初訪問です。全国市営バス乗車めぐりも、残すは八戸だけとなりました。
今年のゴールデンウィークは微妙な曜日配置のため、10連休の方もいらっしゃたようです。小生もそれなりの休みとなりましたので、ブログの更新を忘れて遠出をしたりプロ野球を観戦したりと愉しむことが出来ました。まあ休み明けには、すっかり忘れていた現実が待っているんですけどね。というわけでバス雑誌の感想という名の、リハビリテーション。今回は4月下旬に笠倉出版から刊行された『SAKURA MOOK97 BUS Life Vol.5』です。偶数月は、読み応えのあるバスラマとバスライフの2誌が月末に刊行されるので、バスライフを後回しにしがちです。

巻頭の「今月の1台」は、南海バスで3月1日より運用を開始した日野ブルーリボンハイブリッドの「堺シャトル」専用車を紹介。
 
1602 1602  

堺230あ1602.2016年5月に記録。
「堺シャトル」は南海本線の堺駅と南海高野線の堺東駅をほぼ直線ルートで結ぶシャトルバス。日野ブルーリボンハイブリッドの導入により前号のHR記事に掲載された観光マスクの車両を代替しました。車内など細かい仕様については、各社に登場した新型ブルーリボン・ハイブリッドを紹介した「 事業者別車体&車内仕様ガイド」で取り上げています。行先表示は「全国で初めてフルカラー・フルドットのLED行先表示器を採用し、日本語、英語、韓国語、中国語の表示が行われている  」ほか、仁徳天皇陵などのカラーイラストも表示しています。
  
今号でページを割いているのが、「希少車 半年足らずしか本格販売されなかったKL-代ツーステップ路線車徹底ガイド」。これまたマニアックなところを取り上げてきますな、バスライフは。記事では、なぜKL-代ツーステップ路線車が希少車となるのか、交通バリアフリー法についてやその施行の時期のずれ、特例などを説明しています。そして、国内4メーカーそれぞれのKL代ツーステップ車の実車をガイド。
  


福井200か707.2015年5月に記録したものを再掲。
三菱ふそうMPツーステップ車の実車として紹介されているのが、伊豆東海バスに在籍する神奈川中央交通からの移籍車。神奈川中央交通は新ステップを採用したメンツがあったのか、ギリギリまでツーステップ車を導入していた印象。せっかくなので、ここでは京福バスに移籍した神奈川中央交通MP移籍車画像を並べておきます。 

直近の話題を取り上げた「NEWS FLASH」では、阪神バスへ路線移譲を行った尼崎市営バスについて記事にしています。



社番:560.2016年5月に記録。 
阪神バスへの路線移譲により、車両もあわせて転籍しています。「旧尼崎市営バスほど民営化後の姿に変化が少ない事例もないだろう 」とあるように、車両の外観は「前面窓下の尼崎市章と側面の事業者名標記は阪神バスに変更された 」ほか、扉側の「側面窓上に英文字で阪神バスが標記されるようになった 」  くらいの変化。「旧市営バスのマスコット「あまっこ」の車体等の表示 」はそのまま残っています。



社番:122.2016年5月に記録。
ちなみに「旧塗装復刻の赤バスは外装を変更していない 」状態となっています。他車と同じ緑色の阪神バスのマークが赤バスの帯色にこれほどマッチしないとは。



社番:208.2016年5月に記録。
尼崎市交通局の分離会社といえる尼崎交通事業振興は存続しており、塚口営業所の受託運行を阪神バスから引き続き受託しています。「尼崎交通事業振興所属車を使用する共同運行路線は、70,13-2、に11,13を加えた4路線となった 」ことから、新たに画像のMPノンステップ車を導入したようです。

このほか、「バスタ新宿 検証ルポ」と題した記事では、マニア的な観点からバスタ新宿を紹介。まだ続いている「全国乗りバス特集 Part3 お花見路線編」は桜並木沿いを走る都内の路線を中心に紹介。前号からこの記事は都内の路線ばかりを取り上げている感。


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